2025/10/28
こんばんは、練馬区議会議員高橋しんごです。
西武HD、旧としまえん跡地の譲渡完了
西武HD、旧としまえん跡地の譲渡完了(時事通信) - Yahoo!ニュース
西武ホールディングス(HD) <9024> は28日、子会社の西武鉄道が保有する旧としまえん(東京都練馬区)跡地の一部区画を東京都に譲渡すると発表した。都の公園整備事業の一環で、今回の譲渡により西武鉄道が持つ用地に関する一連の譲渡は完了する。
との事です。
何か違和感があるのですが。。。
このニュースを目にして、私は一つの違和感を覚えました。
――たしか「ハリーポッターの施設部分も、いずれ東京都のものになる」と説明されていたはずではないか。
― “ハリーポッター施設も都のものになるはずだった”という違和感の正体 ―
西武ホールディングスが10月28日、子会社の西武鉄道が保有する旧としまえん跡地の一部を東京都に譲渡すると発表しました。都の公園整備事業の一環で、今回の譲渡により「西武鉄道が持つ用地に関する一連の譲渡は完了する」とのこと。
としまえん跡地の経緯
昭和の初期から親しまれた遊園地「としまえん」は、2020年に閉園しました。その跡地は、東京都による「練馬城址公園」として整備される計画があり、一方で敷地の一部には「ワーナー・ブラザース スタジオツアー東京 ― メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が開業しました。
つまり、跡地の中に「公園ゾーン」と「体験型施設ゾーン」の二つが共存している構造です。
都市計画としては「都が段階的に取得し公園を整備する」とされており、そのため“としまえん跡地=都のものになる”という理解が広く浸透していました。
所有と整備の“ズレ”
ところが、実際の構造をよく見ると少し違います。
ハリーポッター施設は、西武グループとワーナー・ブラザース、伊藤忠商事などによる民間開発。土地の所有や運営契約は公表されていませんが、施設部分は東京都の直接所有ではなく、民間が土地を利用している形とみられます。
つまり、都が取得・整備しているのは「公園部分」であり、「スタジオツアー施設部分」はその外側にある“民間ゾーン”という位置づけです。
「一連の譲渡完了」とは何を意味するか
今回、西武鉄道が発表した「一連の譲渡が完了する」という文言は、旧としまえん用地のうち公園整備対象となる区画の譲渡を終えたという意味であり、ハリーポッター施設を含めた全敷地の完全移管を指すものではありません。
この点で、「施設部分も都のものになる」と理解していた人にとっては、“あれ、違うのでは?”という違和感が残るのです。
違和感の正体
要するに、私たちの記憶の中では「跡地全体=東京都が取得」というイメージが先行していました。しかし、実際には
公園部分 → 東京都が取得し整備
施設部分 → 民間企業(西武・ワーナー等)が開発・運営
という二重構造になっていたのです。
“都のものになる”という説明は、公園整備計画の話であり、ハリーポッター施設の所有とは別の次元のものでした。
練馬区の立場から
この跡地は、防災・観光・文化の結節点として、練馬区にとって極めて重要な場所です。
都が整備する公園としての価値と、世界的観光施設としての価値を、どう地域全体の賑わいと調和させるか――ここが今後の課題になります。
私は、地元議員として、
緑の保全や防災機能の確保
公園と商業施設の共存バランス
周辺交通・治安・景観の調整
これらを注視し、区民の安心と地域の発展が両立するよう取り組んでまいります。
結び
“公園か、商業か”ではなく、“どちらも練馬の未来を支える資産”。
旧としまえん跡地をどう次世代に継ぐのか――このテーマを、今後も丁寧に追っていきたいと思います。

この記事をシェアする
ホーム>政党・政治家>高橋 しんご (タカハシ シンゴ)> 【練馬区】西武HD、旧としまえん跡地の譲渡完了と― 違和感の正体 ― 練馬区議会議員 高橋しんご