2026/6/13
【葛飾区】深夜の京成線で夜間水防訓練 わずか30分で完成した「備え」の力
6月12日の深夜、京成線の終電が終了した後、荒川橋梁部において葛飾区の夜間水防訓練が実施されました。
この訓練は今回で5回目。
台風や集中豪雨による荒川の増水時に、京成線の線路付近からの越水を防ぐため、大型止水板「アクアフェンス」と大型水のう「タイガーダム」を設置する実践的な訓練です。
🔷荒川の洪水から葛飾区を守る
今回使用された設備は、
* 高さ1.8メートルの大型止水板(アクアフェンス)
* 長さ約15メートルの大型水のう(タイガーダム)
です。
タイガーダムは水を注入すると1本あたり約2,700kgにもなり、今回は2本を設置。
荒川側からの洪水や越水を防ぐ重要な役割を担います。
土のうで同じことをするのには莫大な時間と労力がかかってしまいますが、
タイガーダムに放水路の水をポンプで汲み上げての作業により、省力化ができています。
また、アクアフェンスは海外でも濁流を受け止めた実績があり、その高い性能が評価されて採用されています。
訓練の様子は上空のドローンからも映像が提供されました。区役所にある災害対策本部でもこの様子は共有されるそうです
🔷目標35分に対し、結果は30分
昨年の完成時間は37分。
今年はその記録を更新し、35分以内での完成を目標として訓練が行われました。
結果は――
30分で完成。
目標を大きく上回る成果となりました。
完成の瞬間には、訓練参加者だけでなく見学者からも歓声が上がり、会場全体が達成感に包まれました。
🔷半数が初参加でも高い対応力
今回特に印象的だったのは、昨年の訓練参加者の約半数を新しいメンバーに入れ替えて実施していたことです。
災害はいつ起きるかわかりません。
特定の人だけができるのではなく、多くの人が対応できる体制を作ることが重要です。
それにもかかわらず、過去最速となる30分で完成できた背景には、
* 毎回の訓練後の反省会
* 作業手順の見直し
* 機材の改善
* 安全対策の強化
など、地道な積み重ねがあるとのことでした。
うまくいかなかったことを責めるのではなく、
「どうすれば次はもっと良くなるか」
を話し合い続ける姿勢こそが、この成果につながっているのだと感じました。
私自身も見習いたい姿勢です。
🔷訓練終了は午前1時38分
止水板の完成後、区長から訓練終了の合図が出されたのは午前1時38分。
しかし、参加者の仕事はまだ終わりません。
京成線の始発電車に絶対に影響を与えないよう、その後すぐに撤収作業が始まり、午前3時までに完全撤収するとのことでした。
深夜から明け方まで続く大変な作業です。
区職員、京成電鉄、関係機関の皆さまが、私たちの安全な暮らしを守るために見えないところで努力されていることに、改めて感謝の気持ちを抱きました。
🔷備えが地域を守る
災害は起きてほしくありません。
しかし、だからといって備えを怠ることはできません。
今回の訓練を通じて感じたのは、地域の安全は一朝一夕で守られるものではなく、日頃の訓練と改善の積み重ねによって支えられているということです。
葛飾区議会としても、区民の命と暮らしを守る防災対策の充実に向けて、引き続きしっかりと取り組んでまいります。
#葛飾区 #夜間水防訓練
葛飾区議会としても、区民の命と暮らしを守る防災対策の充実に向けて、引き続きしっかりと取り組んでまいります。












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