2026/5/14
【葛飾区】区議会視察報告②札幌市の「歩きたくなるまちづくり」を視察してきました。
5/12葛飾区議会 建設環境委員会として、札幌市のウォーカブルシティ(歩きたくなる街づくり)の取組について視察を行いました。
札幌市では、都心まちづくり推進室を中心に、「人中心」の街づくりを進めています。
単に道路を整備するだけではなく、
・歩いて楽しい
・滞在したくなる
・交流が生まれる
そんな空間づくりを、行政だけでなく民間事業者や地域団体とも連携しながら進めている点が大きな特徴でした。
特に印象的だったのが、札幌駅から大通まで続く地下歩行空間「チ・カ・ホ」です。
札幌は冬季の積雪が厳しい地域です。
そのため地下道が、市民や観光客の移動を支える大きな役割を果たしていました。
ただ単なる地下通路ではなく、イベントスペースや広場、広告活用なども行われており、歩くだけでも楽しい空間になっています。
一方で、地上部分を歩いていると、横断歩道のゼブラが消えていたり、アスファルト舗装が傷んでいたりする場所も見受けられました。
雪国では、除雪や凍結による道路へのダメージが非常に大きいと思われます。
加えて、広大な道路網を維持するためには莫大な費用が必要になります。
札幌市が、限られた予算の中で優先順位をつけながら維持管理を行っている事情も感じ取ることができました。
また個人的にとても面白いと感じたのが、「地上」と「地下」の雰囲気の違いです。
地上は開放感があり、札幌らしい広い道路や景観が広がる一方、
地下に入ると、にぎわい・商業・イベント空間へと一気に空気感が変わります。
さらに地下から再び地上へ出ると、また街の表情が変わる。
この「空間の切り替わり」が非常に魅力的で、歩いていて飽きない街だと感じました。
今回の視察では、「歩きたくなる街」というテーマでしたが、
実際に私自身も、札幌駅から中島公園を通り、札幌護国神社まで約3キロほど歩いてみました。
爽やかな気候もあり、とても気持ちの良い散歩となりました。
歩いている途中には、公園、商業施設、地下空間、広場、ベンチなどが自然につながっており、「歩くこと自体が楽しい」と感じられる都市空間になっていました。
また札幌市では、道路空間の社会実験として、
・ベンチ
・人工芝
・キッチンカー
・自転車通行空間
・荷さばきスペース
などを配置し、歩行者が滞在しやすい環境づくりも進められていました。
単なる通行空間ではなく、「過ごす場所」に変えていく発想は、葛飾区にとっても非常に参考になります。
さらに驚いたのは、行政だけで事業を進めるのではなく、
まちづくり会社や民間事業者、商店街などと連携し、広告収入やイベント収入なども活用しながら、持続可能な仕組みづくりを行っている点でした。
葛飾区でも「協働」という言葉はよく使われますが、現実には地域ボランティアに頼る部分も少なくありません。
札幌市のように、
「行政・地域・民間事業者がそれぞれメリットを持ちながら連携する」
という視点は、今後の葛飾区のまちづくりにも大きなヒントになると感じました。
今回学ばせていただいた内容を、葛飾区の道路、公園、駅前空間、商店街活性化などに、しっかり活かしていきたいと思います。
札幌市の皆様、本当にありがとうございました。
札幌市の皆様、本当にありがとうございました。












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