2025/8/30
昨日、2025年8月29日、東京中央区の「東京サイエンスクリニック」(旧ティーエスクリニック)で、再生医療を受けた50代の外国籍女性が治療中に容体が急変し、死亡する事故が発生しました。厚生労働省はクリニックと関連する細胞加工施設(コージンバイオ株式会社 埼玉細胞加工センター)に対し、再生医療の提供と製造の一時停止を命じる緊急命令を出し、原因究明を進めています。このニュースは、再生医療の可能性とリスクを改めて考えさせる出来事です。
厚労省は同クリニックと関連する細胞加工施設に業務停止を命じ、原因究明を進めています。
このニュースは、再生医療の可能性とリスクを改めて浮き彫りにしました。

ヤフコメからは、自由診療のリスク、医療機関の倫理、患者の情報不足、規制の不備を多角的に批判しつつ、再生医療の可能性への期待も垣間見えます。
特に、アナフィラキシーショックの原因(異物混入、加工不備、緊急対応不足)が注目され、厚生労働省の調査結果が待たれます。
コメントは、患者の自己責任と医療側の責任のバランスを模索する声が多く、制度改革や透明性向上が求められています。
福島県内では、整形外科領域を中心に複数の医療機関が再生医療を提供しています。
呉羽総合病院(いわき市)
→ PFC-FD™療法:血小板由来の成長因子を活用。変形性関節症やスポーツ障害に利用。
常磐病院(いわき市)
→ PRP療法:濃縮した血小板を注入。スポーツ選手にも多く利用。
いわきFCクリニック
→ VFD療法:抗炎症や鎮痛効果を狙う。スポーツ医療に特化。
星総合病院(郡山市)
→ 自家培養軟骨移植術:膝の軟骨損傷修復。保険適用もあり。

さらに、FuReMIC Therapeuticsが県内を拠点に研究開発を進めており、科学的根拠に基づく治療の普及を目指しています。

FuReMIC Therapeutics(フレミックセラピューティックス ...
再生医療は人の細胞や組織を使った医療です。そのため従来の開発プロセスに加え、安定供給のためのサプライチェーン開発が必要となります。
我々は、専門医チーム、関連企業ネットワーク、グローバル開発拠点との有機的な連携により、「創薬」と「サプライチェーン開発」の両立を可能とした、独自のビジネスモデルを確立しました。
・創薬事業
①国内外臨床開発フェーズ製品のライセンスを獲得
②専門医チームと製品価値を最大化する薬事戦略を立案、資金調達
③開発の早期フェーズ(Ph1~Ⅱa)を日本及びアジア各国で実施し、製薬会社にライセンスアウト
・サプライチェーン開発事業
①日本の優れた技術力を再生医療分野に適応し、高品質なの培養関連製品を開発
②アジア各国の企業と連携し再生医療サプライチェーンネットワークを構築
東京の事故は、脂肪由来幹細胞の静脈投与中にアナフィラキシーが起きたとされます。自己由来の細胞でも、培養過程での異物混入や投与法によっては重篤な副作用が発生する可能性があります。自由診療は厚労省の厳格な審査がなく、リスクが患者に委ねられることが多い点も問題です。

情報を確認する
治療の科学的根拠や実績を調べる。
厚労省の「再生医療等提供計画番号」など、届出状況をチェック。
リスクを理解する
自由診療は高額で、効果が保証されない。
自己由来でも培養・投与過程でリスクは残る。
セカンドオピニオンを取る
保険診療で改善の余地がないかを医師に相談。
標準治療との比較で本当に必要かを検討。
地域の取り組みを知る
福島県では、病院や研究機関が科学的根拠に基づく再生医療に取り組んでいます。

福島県は、呉羽総合病院や星総合病院などで安全性が比較的高い再生医療を受けられる環境があります。
しかし、東京の事故が示すように「再生医療=安全」とは限りません。最終的に自分の命を守るのは、自らの慎重な判断です。
「再生医療サーチ」などを活用し、正しい情報を集め、必要に応じてセカンドオピニオンを取りましょう。希望とリスクを正しく理解したうえで、賢い選択をすることが大切です。
✍️ 大坂佳巨(おおさか よしきよ)
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