2025/8/23
郡山市が取り組む「道路の維持管理」と、最新のAI技術を使った道路点検システムについてご紹介します。
道路のくぼみやひび割れによる事故が気になる方、街のインフラをより安全にしたい方、必見の内容です!
私は道路工事の施工管理をしていたことがありますが、同僚と一緒にどこか出かけて道路工事に出くわすと、いつもみんな道路工事の側を見続けていることが多くあります。これが土木あるあるです。
日本の道路は、高度経済成長期に作られたものが多く、老朽化が深刻な課題となっています。
埼玉県八潮市では2025年1月に道路陥没事故が発生し、復旧に5~7年かかると言われるなど、インフラの老朽化は市民生活に大きな影響を及ぼします。
郡山市でも、過去5年間(2020~2024年度)で道路損傷による車両事故が合計77件発生しています。
内訳は、路面のくぼみが45件、側溝蓋の損傷が22件、その他が10件。
特に、くぼみによる事故が全体の約6割を占め、凍結や融雪が影響する東北の気候も一因と考えられます。
これらの事故は、車両の破損や市民の経済的負担につながり、放っておくと重大事故のリスクも高まります。

郡山市では、道路を安全に保つため、さまざまな対策を進めています。
これらの取り組みは、市民や地域の力を借りて道路の安全を守る素晴らしい例です。特に「ココナビこおりやま」は、デジタル技術を活用した市民協働のモデルとして注目されています。

郡山市は、道路管理の効率化と事故防止を目指し、AI(人工知能)を活用した道路舗装点検システムを導入しています。
実は、2014年度から幹線道路を対象に以下の技術を導入済みで、
さらに、2024年度には新たに320万円の予算で、公用車にカメラ(3台)を搭載した「道路劣化診断システム」を導入!このシステムは、カメラで撮影した路面画像をAIが分析し、ポットホールやひび割れを自動検出します。熊本県で導入されている、スマートフォンを使った同様のシステムに着想を得たもので、人間の目視とAIの二重チェックで、見落としを防ぎます。
なお、静岡県磐田市では、道路と水道を一体管理する試みが始まっています。
復興の仕事で、福島県建設事務所でお世話になった大日本コンサルタントでは、AIを活用した道路整備優先度の総合評価技術
を行っているようです。
2024年度はカメラ3台の導入からスタートですが、効果を検証し、来年度以降はパトロール車への搭載台数を増やす予定。凍結や融雪による地域特有の損傷パターンにAIを最適化すれば、さらに精度が向上しそうです。
また、市民の「ココナビこおりやま」データとAIデータを統合することで、リアルタイムの道路損傷マップ作成も夢ではありません!

全国的に、インフラ老朽化と技術職員の減少は大きな課題です。
郡山市の市道延長3,430kmは年々増加し、舗装の劣化も進む中、従来の目視パトロールだけでは限界があります。
AIや市民参加型のシステムは、こうした課題を解決するデジタルトランスフォーメーション(DX)の鍵。
郡山市の取り組みは、福岡県や愛知県など他の自治体のAI点検導入とも共鳴し、全国のモデルケースになる可能性を秘めています。
あなたも街づくりに参加!郡山市の道路管理は、AI技術と市民の力が融合した先進的な取り組みです。
もし道路のくぼみやひび割れを見つけたら、「ココナビこおりやま」で気軽に情報提供を!
https://www.city.koriyama.lg.jp/soshiki/23/4117.html
大坂佳巨プロフィール
https://go2senkyo.com/seijika/163389
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