2025/7/15
郡山市では、小学校高学年生について、特に日中過ごす時間の長い夏季休業期間の居場所を懸念する保護者の声があることから、夏休み限定の児童クラブを試行的に開設するとのことです。補正予算額は91.7万円となっています。
うちの子は三人とも行健小学校を卒業しましたが、ここは待機児童数が現在最も多いとのことで、行健小学校にこれを設置して、近隣の小学校の児童も受け入れるとのことです。
なお条例では以下のような改正が成立しています。
【ケア編】郡山市放課後児童クラブ改正:夏季利用を明確化、こども家庭庁の課題も
ここで課題となるのは、教職員の人手確保・負担増、高学年特有の自意識・反抗期対応、継続性の不安、子ども自身の参加意欲の喚起だと思います。
●教職員の人手確保・負担増
減価する地域通貨を使って、地域の退職教員・学生ボランティア、または「子ども家庭サポーター制度」創設で支援人材を確保することです。これまでお金にならなかった仕事・ボランティアが減価する地域通貨によって報酬を得ることができ、地域の経済にも寄与します。
●高学年特有の自意識・反抗期対応
「居場所」としての自由度と「見守り」のバランスが必要。民間の学童保育やNPOとの連携も有効です。NPOについては減価する地域通貨の力が大いに発揮されるでしょう。
●継続性の不安
試行で終わらせず、市民評価を反映した制度化・条例改正へ。アンケートや参加率を公開し、透明性を確保することですが、これは減価する地域通貨がブロックチェーンを使うことによって、取引はもちろんですが、市民評価を書きこむこともできます。
●子ども自身の参加意欲の喚起
夏休み限定で「学び×遊び×自立」をテーマにしたプログラム開発を行います。例えば料理体験、ラジオ制作、探検など経験をすることです。高学年だからこそできる“探究型”活動を促進してみるのはどうでしょうか。
2025年度の行健小モデルが成功すれば、2026年度以降に全中学校区への拡充を条例で明示すること。夏季→冬季・春季→通年への段階的拡大も視野に入れることだと思います。
郡山市の今回の試行的事業は、小さな一歩ですが、将来の子ども施策の大きな流れをつくる可能性があります。地域・行政・家庭がともに支え合いながら、「子どもが地域の宝である」ことを実感できる夏にしたいものです。
3人の子を育てた親として、私は「高学年になったら放っておいても大丈夫」という自由さを尊重する考えはあります。
自分の時間を持ち、自由に過ごすことも大切です。しかし特に夏休みのように時間がたっぷりある時期には、子どもたちが安心して過ごせる「選べる居場所」があることが、心の安定や自立にもつながると思います。大人はその自由を尊重しながら、そっと見守り、必要なときに手を差し伸べる存在でありたいのです。
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