岡本 のぶじ ブログ
兵庫・猪名川町【いながわ木喰学 第33回/いながわ元気】
2026/8/14
8/14 木喰上人は、自らの姿を刻んだ自刻像を遺した稀有な遍歴僧です。では、旅を続ける中で自分の顔や姿をどのように観察していたのでしょうか。
江戸後期には銅鏡が広く普及し、遍歴僧が身だしなみや儀礼確認のために、携帯用の懐中鏡を持ち歩くことは一般的でした。 木喰も旅の途上で、銅鏡に映る自分の顔を確かめながら像を彫った可能性は高いと考えています。

一方で、木喰の旅は山野・川沿い・海辺を歩くことが多く、水面に映る自分の姿を観察した可能性も十分にあります。 揺れる水面は、鏡とは違い“固定された顔”ではなく、その時々の心の状態までも映し出すと言われます。
もっとも、「木喰が鏡や水面を使って自刻像を彫った」と明記した一次史料は確認されていません。 しかし、当時の鏡は柔らかい光を返し、わずかな揺らぎを含むため、写実よりも“内面の像”を捉えるのに向いていたと考えられます。
木喰の自刻像に漂う温かさや、心の奥を映すような表情は、銅鏡の柔らかな光、そして水面の揺らぎがもたらす「内面を観るまなざし」と深く響き合っているのかもしれません。
著者
| 選挙 |
猪名川町長選挙 (2025/07/20) [当選] 5,079 票
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| 選挙区 |
猪名川町
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| 肩書 |
猪名川町 町長 |
| 党派・会派 |
無所属
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| その他 |
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