2026/7/6
【クマ被害ゼロへ⚠️クマ対策員の広域的配置や、緩衝帯などの里山整備の更なる拡充を🌳】
これまで経験がないほど松本市街地でのクマ目撃情報が相次いでおり、県では人身被害ゼロを掲げてクマ対策を進めています。熊出没注意報が発令される中、今回の県議会では熊対策の質問が相次ぎました。
私からは以下の2点について質問。
Q:青木の質問
各市町村による人材確保、体制整備に限界がある中、広域的にクマ対策の専門人材である「クマ対策員」を配置してほしい。
A:千代林務部長の答弁
広域的なクマ対策員の配置についてお答えします。
現在、北アルプス地域にツキノワグマ出没警報を、木曽及び松本地域に注意報を発出し、注意喚起を行っているところです。6月23日には大町市で人身被害が発生するなど、市街地や集落周辺でのクマの出没事案が発生しており、従来にも増して迅速な現場対応が求められています。
県では、クマの出没や被害が発生した際に、現地における出没要因の分析や抑止対策に関する助言等を行う「クマ対策員」12名を広域的に配置し、市町村等と連携しながら対応にあたっているところです。
しかしながら、ドローン操作や麻酔による捕獲など専門的な技術を有し、緊急対応が可能な人材は限られており、その配置も地域的な偏在が見られるなど、県内全域を十分にカバーできる体制には至っていないものと認識しております。
このため、地域間の偏在解消に向け、野生鳥獣対策の知見を有する県職員OBの活用をはじめ、専門人材の確保・育成を一層進めてまいります。
Q:青木の質問
熊出没を防ぐため、ゾーニングによる里山等の緩衝帯整備の更なる促進とその財政的拡充が必要と考えるが見解は。
A:千代林務部長の答弁
ゾーニング管理による緩衝帯整備の促進と財政的拡充についてであります。
ゾーニング管理は、人の生活圏とクマの生息域を区分し、棲み分けを図ることで、出没や被害の未然防止につなげる重要な取組であります。
県では、導入の加速化を図るため、本年3月に全県を対象としたゾーニング案を作成するとともに、市町村職員を対象とした研修会を開催するなど、全市町村での導入を目指しており、現在15市町村で導入済みであるほか、53市町村において導入に向けた準備や検討が進められているところです。
ゾーニングに基づく里山等の緩衝帯整備として、間伐や山ぎわの刈り払い、河川敷の支障木の伐採などについて、市町村や地域住民と連携し、推進してまいります。
こうした取組を持続的に進めていくため、国に対して十分な予算措置を 引き続き要望するとともに、森林づくり県民税を活用した関連予算を充実しているところです。
今後も、市町村と連携し、ゾーニング管理の更なる普及と実効性の向上に取り組むとともに、必要な財政支援の確保に努めてまいります。

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