2022/11/7
今日は全体協議会と議会運営委員会がありました。 いずれの会議においても、そんなに大きな話はないかなぁというところですが、一応書いておきます。
阪神水道企業団に明石市が加わることが決まっています。 明石市の人を阪神水道企業団議会に加えるか?というのが同議会において議論されています。 芦屋市としての見解を持っていってもらうため、芦屋市議会としての総意を決めとこうぜ ということで全体協議会での議論となっています。
阪神水道企業団議会っていうなかなか馴染みのない議会の話になります。 結論を書く前に、どういう経緯経過があるか?という話を書いておきたいと思います。
阪神地域で安定した給水を確保するため、昭和11年7月に設立された団体です。 阪神地域には水道水源となる大きな河川がないため、琵琶湖・淀川水系を水源とする水道用水供給事業を行っています。 芦屋市もこの団体に加盟しており、芦屋市内の水道供給の約9割をこの企業団からの給水に頼っています。 実は芦屋市のライフラインとも言える、重要な団体だったりします。
阪神水道企業団は以下の自治体で構成されている一部事務組合です。 地方公営企業に関する事務組合なので、企業団と呼んでいます。
地方公共団体がその事務の一部を共同して処理するために設けている特別地方公共団体であるため、 別途議会を設ける必要があります。これが芦屋市でも4役の1つとされている「阪神水道企業団議会議員」です。
なお、各市の給水量に応じて議員枠が設けられており、それぞれの 自治体からの派遣議員数は以下のようになっています。
| 自治体 | 1日最大給水量(m2) | 議員定数 |
|---|---|---|
| 神戸市 | 638,381 | 8人 |
| 尼崎市 | 232,523 | 3人 |
| 西宮市 | 188,504 | 2人 |
| 芦屋市 | 41,242 | 1人 |
| 宝塚市 | 27,350 | 1人 |
給水量については阪神水道企業団が発行している 『阪神水道企業団の概要 令和4年度版』からの抜粋です。
芦屋市と宝塚市が少ないこともあり、給水量の割合と議員定数の割合がきれいに割れている訳ではないですが、 複数人の自治体については両者の割合が概ねニアリーな値になっています。
そして、企業団に新たに明石市が参入し、令和7年度から日量1万m2で給水が開始する予定となっています。 明石市は阪神地域ではなく、イレギュラーな参入にはなりますが、明石市の水源の一つである明石川の水質が悪化したことにより、 新たな水源の確保が急務となった背景があり、明石市への給水もスタートするとのことです。
ここで本題に戻りますが、明石市からの選出議員を企業団議会議員に加える必要があるか?という話。 明石市への給水の比率としては、日量1万m2で全体の1%にも満たない比率となります。
議員の定数を決める基準は給水量の比率ということで同議会が動いていることを受けると 1%に満たない自治体からの選出議員を認めるのはちょっと難しいです。 なので、芦屋市議会の総意としては、明石市の人の議員加入は認めないということになりました。
ただ、構成市となる明石の人の意見を完全無視っていう訳にもいかないでしょということで、 何らかの形で明石の人の意見聴取を行う場を設けるという条件付きになります。
余談ですが…。多分、気になる人が多いと思うので報酬についても触れておきます。
| 身分 | 月額報酬(円) |
|---|---|
| 議長 | 60,000 |
| 副議長 | 56,000 |
| 議員 | 52,000 |
芦屋市は上述のとおり、一人しか選出できていないので基本的には1議員としての参画になります。 なので、月額52000円です。どういうお役目に対してお金が出ているの?と気になる方は、阪神水道企業団議会の会議録に載ってますのでご覧ください。
なお、同議会はずっと費用弁償(交通費)が1日5000円という超バブリー運営で、委員になった人がびっくりしてました。 阪神水道企業団議会の拠点は東灘で最寄り駅はJR住吉駅なので、5000円はどう考えても多いやろ!って思ってましたが 令和4年3月の条例可決で以てようやく実費精算になったそうです。交通費を出すことは全然否定しないけど、常識的に考えて実費やろそこは。 って思うところですが、ようやく条例が改正になったとのことで良かったです。
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