2026/7/20
6月に朝日ヶ丘町の街路樹を点検していた際、表面にキノコが発生しているソメイヨシノを見つけました。さくら参道のソメイヨシノです。さくら参道は、無電柱化を進める際に古く傷んでいる個体については伐採されています。この木はその際にも残された個体で、相当な老木です。
その後、定例会等が続いたこともあり、市への報告が遅れていました。時間が経ってしまったので、今日、改めて現地を確認しました。状態に大きな変化はなかったため、市に現地確認と適切な対処を依頼します。
芦屋市は今年度、芦屋川の桜について総点検を行うための予算を計上しています。芦屋川の桜は市を代表する景観であり、安全面も含めて点検することは重要です。
市内のソメイヨシノは同じような時期に植えられたものが多く、芦屋川以外でも老木化が進んでいます。事実、今回のさくら参道を含め、市内3か所で弱っている個体を確認しています。
街路樹は住宅に近く、人や車の往来も多いため、倒木した場合には大きな被害が生じるおそれがあります。
芦屋川の桜を総点検するのであれば、街路樹や公園樹についても同様に点検すべきではないかと思います。
サクラやウメに甚大な被害を与える特定外来生物であるクビアカツヤカミキリについても警戒が必要です。
芦屋においてはかつて、茶屋さくら通りの桜が被害を受けたことがあります。その後、市内での目撃情報は報告されていませんが、近年では西宮市での目撃情報が増えています。
芦屋市内のソメイヨシノは高齢化しているため、被害が広がれば影響は小さくありません。クビアカツヤカミキリの侵入自体を完全に防ぐことは困難ですが、早期発見によって被害の拡大を抑えることはできます。点検の強化が必要ではないかと思います。
ソメイヨシノは、景観上ではとても人気のある樹種です。春に一斉に咲いたときにはとても美しい景観をつくりだし、多くの市民に愛される樹種でもあります。僕自身、桜の中でもやはりソメイヨシノが一番きれいだと思いますし、好きです。
しかし一方で、大きく成長しやすく、根上がりによる歩道への影響も多く見られています。また、必ずしも長寿の樹種ではありません。特に街路樹は根を張れる範囲が狭く、剪定による傷、土壌の踏圧などの影響も受けます。古くなれば腐朽や空洞化が進み、安全面の問題も生じます。
ソメイヨシノを街路樹として長期間維持することには難しさがあります。桜を守る場所と樹種を転換する場所を整理しながら、計画的に世代交代を進める時期に来ているのではないかと思います。
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