2026/6/14
Webメディアにて道路公園施設包括管理業務委託の事業者選定時の採点方法の変更に関する指摘がありました。そこで、6月4日に開催された建設公営企業常任委員会において、報道に出てくる公文書についての書類請求を行っています。その資料が提出されたため、6月8日の建設公営企業常任委員会において調査を行いました。
請求した資料はこちらです。市議会ホームページでは委員会提出資料が公開されないため、今回提出された資料を参考資料として掲載します。
道路・公園課は以下の3件の包括管理業務委託を実施しています。
それぞれはプロポーザルにて事業者選定を行っています。
選定過程において、専門委員による採点を行う際には、各委員が審査項目をそれぞれ10点満点で採点した後、項目ごとの重みづけを係数として表します。そして、その係数を乗じることで総合計が120点になるように調整しています。
そして、令和4年度と令和5年度の計算方法では、各委員が採点したものに対して係数を乗じ、四捨五入した数字を各委員の採点結果としています。係数による調整を行った後の採点結果を合計したものが最終評価となります。
令和7年度における計算方法は、各委員が採点したものを合計し、その合計点に対して係数を乗じて四捨五入したものを最終結果としています。
答弁によると、この計算方法は一次審査の際に専門委員と事務局による協議で決定したとのことです。
令和4年度、5年度の計算方法では、四捨五入を行う回数が多くなるため、正確な数字を反映できません。より正確な数字を反映するため、四捨五入の回数が少なくなる計算方法を採用したということだそうです。
「0.6」という係数を乗じて四捨五入する際には、6点と7点など、同じ点数に丸まってしまう現象があると説明がありました。
そこで、その協議の経過や判断理由を示す公文書の有無について確認したところ、経過を示した文書は存在しないとの答弁でした。
質疑では、過去2回の選定と異なる方法を採用した経緯について、どのような協議が行われたのかを確認しました。しかし市からは「計算方法を変更した後の採点結果は残っているものの、変更に至る経緯を示す記録はない」との説明がなされています。
四捨五入の結果、同じ数字に丸まってしまう現象は令和4年度、5年度の選定においても同様に発生しています。これを踏まえて令和7年度の選定にのみ、この計算方法を採用した事情についても質疑しています。しかし、具体的な説明はありませんでした。
提出された資料では、専門委員による評価コメント欄が黒塗りとなっていました。コメント欄は委員による採点理由を示すものです。各委員の名称は黒塗りとなっています。
これについて確認したところ、市は公文書公開請求を所管する総務課と協議して黒塗りにするかを決めたと答弁しています。
その理由として、公開することで専門委員による自由な意見交換への影響が生じ今後のプロポーザルにおける公正または円滑な実施に支障を生じる恐れがあることを説明していました。
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