2024/4/20
【JIAM研修】
▪️国家戦略特区の取組と地方創生 〜養父市の挑戦〜
自治体ライドシェアの先駆けとしても有名な「やぶくる」を実施された兵庫県養父市の広瀬栄市長のお話が伺えました。
養父市では地域交通の衰退に伴って、住民の移動の足の確保が困難になってきており、過疎地としての自家用運送旅客を実施しています。
その際、ハイヤー協会の各地の会長が引っ切りなしに市長室まで訪れ、本当にやるのかと、ある意味おどしとも取れるような発言も受けながら、それでも困っている市民がいるならやらない理由はないと決断をされたそうです。
既得権におもねることなく、時代や地域に必要な判断を下していくのが市長、政治家に求められる役割だと改めて感じる事例でもありました。
今年の4月より、自治体ライドシェアは首長判断で実施できるところまで規制が緩和されており、6月からはさらに多くの事業者が参入できるかどうかの判断がなされるようなので、このあたりも引き続き注目して参りたいと思います。
▪️吉本興業の地方創生の取り組み 〜笑いの力で地域を元気に!〜
吉本興業副社長からは、「全国住みます芸人」事業についてお話を頂きました。
如何に地域に笑顔を増やしていけるのかと言う点では、我々地方議員とも非常に近い目的で動いていらっしゃるのかなと思いました。
「芸人さんの出身地」と住みますの地域が違う芸人さんもおられましたが、地方議員の立場からすると、やはり育った地元を盛り上げる方がモチベーションも上がるかなと思いますので、その辺り本人の希望や地縁なども考慮されてマッチングされているのか気になりました。
質問もしたかったのですが、副社長のお話が長くなったことで、質疑応答の時間が取られませんでした。
やはり一方通行だけになってしまうと、お互い学びの機会としては物足りなくなってしまうので、吉本副社長にはぜひ所属芸人さんに話し方について学ばれた方がよろしいかなと思いました。
ちなみに、錦織圭のモノマネされてる「しまぞうZ」さんは、一昨年の西東京市議会議員選挙に立候補され、残念ながら落選されましたが(同じ選挙で長井秀和さんがトップ当選)まさに我々の良きライバルにもなるのかなと思いますので、切磋琢磨させて頂きたいと思います。
お笑い・エンタメの力が、地域活性化の潤滑油になる取り組みだなと感じました。
▪️地域マーケティングによる戦略的なまちづくり
▪️地域ブランディングのケーススタディ
2日目は、産官学連携の取り組みについて事例を交えてご講義頂きました。
連携がうまくいかない理由のほとんどが「ヒト」に起因するそうです。
他人事ではなく、自分事として捉えてもらえるか。未来志向の人物を巻き込むことが重要で、「これできない」「あれできない」ばかり言う人は入れないのが肝とかw
商品開発や地域活性化、積極的に関わってくれそうな大学の個別のゼミとの連携が大切。一方でプロジェクトの志や目的が引き継がれず、手段だけが継承されてなんでやっているのかわからなくなるイベントばかりが増えてしまうのは良くないとのお話もあり、ここはよくよく振り返ってみなければいけない点だなと感じました。
「何もないまち」と住民が思っている地域から何を生み出すか。
ふるさとがないというコンプレックスを抱えた、よそ者だからこそ、田舎に行った時にすごく良く見える風景もある。
地域資源や他の地域にはない特色、これから伸びていきそうなものの兆しを捉えて、それぞれの地域で光輝くものを磨いて尖らせていく。
ブランディングできるものがきっとあるはずであり、それを誰よりも知っているのが地方議員でもあるはずなので、常にアンテナを高くもち、情熱と具体性を持って情報発信含め行動して参りたいと思いました。


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