2026/4/25
子どもの睡眠不足や、スマホ・ゲームの利用によるスクリーンタイムの増加が、大きな社会問題となっています。
今回、私が練馬区に情報公開請求を行ったところ、区内の子どもたちを取り巻く深刻な状況も明らかになりました。小6では、男女とも約4人に1人が、平日に3時間以上スマホやゲームなどを利用しています。また、小6女子の53.0%が8時間未満の睡眠であり、中3女子では約2割が6時間未満の睡眠でした。こうした問題は中学に入って突然始まるのではなく、小学生の段階ですでに表れ、中学で一気に深刻化しています。
スマホやゲームなどの利用による3時間以上のスクリーンタイムは、練馬区でも小学校高学年から目に見えて増えていきます。小6では、男女とも約4人に1人が長時間利用です。さらに中学に入ると、男子も3人に1人を超える水準となり、女子は中2・中3で4割近くに達します。
「小学校のうちはまだ大丈夫」とは言えません。長時間の画面利用は、すでに小学校高学年から始まり、中学でさらに広がっているのです。
表1 平日3時間以上のスクリーンタイム割合(小4〜中3、%)

※ 学習時間を除く、テレビ・スマホ・パソコン・タブレット等の使用時間(平日)。出典:児童生徒質問調査結果(令和7年度、情報公開資料)

睡眠時間はさらに深刻です。理想の睡眠時間は小学生で9時間以上、中学生で8時間以上と言われていますが、小学校高学年の時点で、8時間以上眠れている子どもの割合は大きく下がり、小6女子ではすでに半数を切っています。中学に入ると睡眠不足はさらに進み、中3女子では5人に1人が6時間未満睡眠です。男子も中3では1割を超えています。逆に、8時間以上眠れている子どもは、中3では男子でも2割未満、女子では1割にとどまります。
表2 平日の睡眠時間の状況(小4〜中3、%)

※ 「6時間未満」と「8時間以上」を抜粋。出典:児童生徒質問調査結果(令和7年度、情報公開資料)

今回の資料から見えてくるのは、スクリーンタイムの長時間化と睡眠不足が、別々の問題ではないということです。画面を見る時間が長くなるのと入れ替わるように、8時間以上眠る子どもの割合は下がっています。
しかも、この変化は中学に入って突然起きているのではありません。小学校高学年から始まり、中学でより強く、より広く定着しているのです。だからこそ、小学校だけの対策でも、中学校だけの対策でも不十分です。小6から中3までをつないだ対策が必要です。

小6で4人に1人が平日3時間以上、画面を見ている。中3女子の5人に1人が6時間未満しか眠れていない。どちらも、見過ごしてよい数字ではありません。練馬区はこれを「小学校の問題」「中学校の問題」と分けて考えるのではなく、小学校高学年から中学校まで続く生活リズムの課題として、正面から向き合うべきです。
【出典】
The post 【練馬区/独自】小6の4人に1人が平日3時間超のスマホやゲーム、中3の2割が睡眠6時間未満 first appeared on 岩瀬たけしウェブサイト.
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