2026/6/16
つくば市【なぜ高校が足りなくなるのか? 構造から考える】6月15日(月)~子育て世帯流入のその先に~
つくば市議会議員の ひぐち ゆうだいです。
「つくば市は高校が足りない」
そんな声を聞く機会が年々増えています。
では、なぜ高校不足が起きているのでしょうか。
実はその背景には、つくば市がこれまで進めてきたまちづくりがあります。
つくば市はこれまで、
・つくばエクスプレス(TX)の開業
・区画整理事業
・保育士確保支援などによる保育環境整備
・公園や教育環境の整備
を進め、多くの子育て世帯が移り住んできました。
その結果、つくば市の人口は増加を続け、先日には茨城県内で最も人口の多い自治体となりました。
私は、この発展を語る上で、つくばエクスプレス(TX)の存在は欠かせないと考えています。
そして、その実現に向けて尽力された故・木村操市長の功績は非常に大きかったと思います。
現在のみどりの地区や研究学園地区をはじめとしたまちの発展は、その時代の決断と先見性の上に成り立っています。人口増加は偶然ではありません。
20年、30年前から続くまちづくりの積み重ねが、現在の人口増加につながっているのです。
しかし人口増加には、その先があります。
子どもは成長し、保育園が必要になり、小学校が必要になり、中学校が必要になり、そして高校が必要になります。
つくば市ではこれまで、児童生徒数の増加に対応するため学校の新設や増築を進めてきました。
しかし高校は事情が異なります。
高校は市ではなく、茨城県が設置・運営しています。
つまり、
人口が増えた
↓
小中学校は市が対応する
↓
高校は県が対応する
という構造になっています。
そして今、その時間差による課題が表面化しています。高校不足は単なる教育の問題ではありません。
・通学時間の増加
・保護者の負担
・進学先の選択肢
・若い世代の定住促進
など、まちづくりそのものに関わる課題です。
人口増加は成功。
しかし成功したからこそ、新たな課題も生まれます。私は高校不足も、その一つだと考えています。
先人たちが築いてきた発展を、次の世代へどう繋いでいくのか。
その視点が今、求められているのではないでしょうか。問題が起きてから考えるのではなく、なぜそうなったのか。その構造を理解することが解決への第一歩です。
次回は、
「なぜ高校は簡単に作れないのか?」について考えてみたいと思います。
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