2026/6/14
つくば市【なぜ日本は中東の石油に依存しているのか?構造から考える】6月13日(土)~ごみ袋の先に見える世界~
つくば市議会議員の ひぐち ゆうだいです。
これまで、
「ナフサって結局なに?」
「なぜごみ袋は石油から作るのか?」
について考えてきました。
今回は、その先にある疑問です。
なぜ日本は中東の石油に依存しているのでしょうか。実は日本は、国内で消費する石油のほとんどを海外から輸入しています。そして、その多くが中東地域から運ばれてきています。
理由はシンプルです。
中東には世界有数の巨大な油田が集中しているからです。サウジアラビアやアラブ首長国連邦、クウェートなどでは、比較的低コストで大量の石油を生産することができます。
一方、日本国内では大規模な石油資源がほとんどありません。そのため戦後の経済成長とともに、中東から安定的に石油を輸入する仕組みが作られてきました。
しかし、その仕組みには弱点もあります。中東で紛争や政治的な緊張が発生すると、
・原油価格の上昇
・輸送ルートの混乱
・供給不安
につながる可能性があります。
今回話題となったナフサ不足も、その延長線上にある問題です。
つまり、
中東情勢
↓
原油価格や供給への影響
↓
ナフサ不足への懸念
↓
プラスチック製品への影響
↓
ごみ袋不足への不安
という流れで、遠い国の出来事が私たちの日常につながっています。
だからこそ大切なのは、「自分には関係ない」と思わないことです。
ごみ袋一枚の背景には、世界の資源、国際情勢、物流、企業活動、そして消費者の行動が複雑につながっています。身近な問題をきっかけに、その背景にある構造を知る。それが将来のリスクに備える第一歩だと考えています。
今回の「ナフサとごみ袋」シリーズを通じて、少しでも皆さまの暮らしと世界のつながりを感じていただけたら幸いです。
これからも地域課題を、表面だけではなく構造から考えていきます。
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