田中 のりこ ブログ
今日はこれ「こども基本法と若者の権利」
2023/12/23
映画「わたしは非正規公務員」上映のあと、
放送大学/千葉大学名誉教授 社会学博士の
宮本みち子さんの講演
「こども基本法と若者の権利」
内閣総理大臣からの諮問により、
令和5年4月から「こども家庭審議会」では、
こどもや若者、子育て当事者等の意見を聴き、
反映させながら、議論を進め、12月1日、答申を取りまとめた。
その答申を踏まえ、令和5年12月22日、こども大綱が閣議決定した。
講師の宮本さんは、こどもの貧困対策では
これまでできたこと、できなかったことをすべてまとめ、
こども家庭庁に提出した。
また、こども家庭庁設置の際、子供・若者育成支援推進のための有識者会議」
メンバーとなり、検討事項についての報告した。
だから他国から比べれば遅すぎるのだが、
今回のこども大綱は、1年でよくここまでできたという感想を話していた。
今後5年間の行動計画をみてくださいって。
「支援を受ける若者」から「自立することを権利として求める若者」へ
この10年でずいぶん変わった。
フリーター、ニート、雇用につけない若者
個人のせいではなく、社会のしくみとして、自立できる仕組みなのか。
また、主催のNPO法人ハイティーンサポートちばでは、
高校の校舎の一室での居場所カフェをすすめてきた。
元高校教師や再雇用の高校教師が語る。
高校3年生の就職する際の国のルールが非正規雇用を生みやすいと話してした。
1人1社制のルールがあるという。
就職したいとおもったら、1社のみ選ぶ。
そして、それがだめだったらその時点で将来に不安になる。
また、1者だけを選んで採用となり、入社は67%
でも、3年以内の離職率は40%
だから、最初に1人1社制ではなく、
複数社選考を可能とすることを要望をまとめているところだと報告があった。
また、
権利主体としての高校生の視点でもいろいろ問題提起していた。
また、会場からの声で、
スクールソーシャルワーカーの方から、こんな話が。
子どもに寄り添って働いているが非正規雇用。
期末手当がもらえるようになったら、
働く時間をその分制限された。実質手取りは変わらない。
年間の働く時間数をもう使い切ってしまった。
3学期はボランティアだ。
と。
講師の宮本さんは、今の世の中、
相談、カウンセリング、ケアが必要な場面が多くあるのに、
その仕事に従事している方々の処遇は満足できるものではないと。