2026/6/7
府中市議会議員(国民民主党所属)の ゆうきりょう です。
★ケアマネの減少は介護保険制度の土台を揺るがす問題
先日(6月5日)の府中市議会一般質問で、ケアマネジャーの課題について質疑要望しました。ケアマネージャー(介護支援専門員)の減少が、全国的な課題となっています。ケアマネージャーの減少は、単に人手不足という問題にとどまらず、介護保険制度の根幹を揺るがす深刻な事態と言えます。高齢化に伴い要介護者が増え続ける一方で、介護サービスの調整役であるケアマネージャーが減ることで、必要な支援が受けられない「介護難民」の発生や、家族の介護負担、「介護離職」の増加が懸念されています。
★ゆうきりょう質問①⇒ ケアマネジャーから市の担当課に寄せられている声として、その業務内容と業務量の負担軽減に関する要望について、どのようなものが寄せられているか。
★府中市答弁①⇒ 市では、令和6年度に介護事業所向けに状況把握のためのアンケートの実施を行ったほか、介護事業所連絡会に定期的に職員が出席するなどにより、ケアマネジャーの状況把握に努めているところです。
この中で、ケアマネジャーからは、現在従事しているケアマネジャー一人ひとりの業務負担が増大していることから、各種手続きのための事務負担の軽減や、ケアマネジャーの本来業務ではない、いわゆるシャドーワークについて市民周知を進めていくこと、また、複数の課題を抱える利用者についての相談しやすい行政窓口の整備などの要望が寄せられています。
★ゆうきりょう質問②⇒ 市としてケアマネジャーの業務負担の軽減に向けた考えと、具体的な軽減策を実施しているものは?
★府中市答弁②⇒ 介護サービスの需要の増加と共にケアマネジャーの業務が増加していく中で、利用者に質の高いサービスを提供し続けるためには、ケアマネジャーの負担を軽減し、本来業務に注力できる環境を整備する必要があると考えています。
市ではこれまで、市での事務手続きの簡便化を行うほか、「ホームページ」や市民向けに配布している「ふくしのしおり」において、利用者や家族に対してケアマネジャーの役割や業務範囲を周知するなどの対応を進めてきました。今後は介護認定通知にチラシを同封する等、ケアマネジャーの業務についてより広く周知をしていく予定です。
これらに加え、令和8年度からは、「ケアプランデータ連携システムの導入支援事業」を新たに実施します。ケアプランデータ連携システムは、事業所間で郵送やFAXによりやり取りしていた情報を電送することで、事務的な負担の軽減を図る仕組みとなっており、システム導入を支援することでケアマネジャーの負担が減少することが期待できます。今後も引き続き、現場のニーズを丁寧に伺いながら、より効果的な負担軽減策について検討していきます。
★ゆうきりょう質問③⇒ 府中ケアサポートセンターの廃止の経緯と理由、また、利用者の引継ぎなどの今後の対応については?
★府中市答弁③⇒ 同センターについては、登録しているホームヘルパーの高齢化や登録者数の減少などにより、近年、事業の稼働率が低下してきた状況です。こうした状況を踏まえ、法人内において、センター全体の事業の在り方について検討が進められた結果、経営状況が厳しさを増していることから、事業廃止の決定に至ったものと伺っています。
次に、これまで同センターでケアマネジャーが担当していた利用者の引き継ぎについては、令和7年度から段階的に進められており、本年8月末までには、すべての利用者について、他の居宅介護支援事業所への引き継ぎが完了する見込みであると聞いています。市としても、利用者の支援に支障が生じることのないよう、引き継ぎの進捗状況を注視するとともに、必要に応じて社会福祉協議会や関係機関と連携し、円滑な移行が図られるよう適切に対応していきます。
★ゆうきりょう主張⇒ 昨年度末、府中市内では短期間に8名ものケアマネジャーが退職いたしました。一人当たり40名を担当すると仮定すると、約320名の利用者が担当変更を余儀なくされ、実際に担当が見つからないままの方もいらっしゃいます。ケアマネの現場では利用者・家族ともに大きな不安を抱えており、深刻な影響が出ています。
また、新規の介護保険利用者は毎月増加しているにもかかわらず、包括支援センターが市内24か所の居宅介護支援事業所へ総出で依頼しても、担当できるケアマネが見つからない状況が続いています。結果として、他市の事業所に担当をお願いするケースも増えており、市内の受け皿が機能不全に陥りつつあります。
府中市は東京都内でも高齢者増加が顕著な地域の一つであり、このままでは「介護保険が使いにくい」「高齢者が住みにくい」地域になってしまう懸念があります。
さらに、ケアマネ自身も高齢化が進んでおり、今後の担い手不足はより深刻化する見込みです。そこでケアマネ確保策として、提案質問したいのですが、ケアマネの書類業務の負担軽減だけでなく、「行政としてケアマネに対する補助金制度を検討してほしい」という意見が複数の参加者から挙がっていました。現場の疲弊が深刻化しており、制度的な後押しがないと持続が難しいという声が強まっています。(その2へ続く)
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投稿 (府中市)府中のケアマネージャー(介護支援専門員)の減少を止め、増やすために行政は何をなすべきか・・その1(府中市議会議員 ゆうきりょう) は 国民民主党 府中市議会議員 ゆうきりょう に最初に表示されました。
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