2026/8/4
【財政再建に取り組みます】
■財政緊急対策・再建宣言」を発出しました◾️
「宣言」に至ったのは、これまでの各方針を見直さなかった場合、市の貯金である「財政調整基金」が底を尽くことが見込まれたからです。
具体的には、これまでの市政で進められてきた大型建設事業(着手済みのもの、今後計画されているもの)や、今後見込まれる公共施設修繕などの影響を、物価高騰も踏まえて再検証したところ、
令和12年度には、市の貯金である財政調整基金が枯渇する(約5.5億円不足する)試算が明らかになりました。
更に令和12年度に見込まれる借金の残高は約680億円から約768億円に上振れするとも推計されます。
尚、この再検証は、市役所新築は「しない」前提で計算しています。
また、新ごみ処理施設で増額が協議されている約20億円は、請求額が確定しておりませんので計算に含めておりません。
これらも踏まえると、更に厳しい状況になる可能性があります。
様々な背景はあったにせよ、大型建設事業が短期間に集中し、従来の見込みよりも大幅に借金が上振れしている現状は持続的ではありません。
◾️未来を守るため◾️
万が一、推計の通り市の貯金が枯渇してしまうと、予算編成が困難になり、大幅に市民サービスを削減せざるを得ないでしょう。
そうした事態を避けるために、今から緊急対策と財政再建が必要なのです。
また、宣言を出すことで、短期的には「ネガティブ」な印象が広がるかもしれません。
しかし、痛みを伴う変化を避けて、ズルズルと現状を維持することが、中長期的には更にネガティブな結果を招くと考えます。
中長期的な視点で、将来に渡って魅力ある久喜市であるためには、今、変わらなくてはいけません。
この宣言は未来を守り、つくるためです。
立て直しに向けた姿勢を示すために、宣言の解除まで私の報酬は減額するべく議会に条例改正を提案するつもりです。
■採用の見直しをした理由◾️
先日、報道があった件です。
まずは、採用数の見直しが直前になってしまったことは、全て私の責任です。
受験を検討していた皆様には、大変申し訳ありませんでした。
※R9年度4月採用の行政事務職の募集を取り止め、令和9年4月採用の専門職と令和8年10月採用の民間経験枠は採用を継続
前述のように財政調整基金が尽きる可能性があり、緊急的に財政対策が必要であると判断したのが、
令和7年度の決算概要が判明した後、6月の下旬でした。
採用数の見直しは大きな変更です。せめて受験生の皆様に見直しの理由を示す必要があります。
7月に入ってすぐに人事担当課とも協議を開始し、7月上旬に財政宣言の発出と、採用の見直しを公表することを目指しました。
しかし、公共工事における不適切事務が判明し7月24日臨時議会を開くことになったことに加え、
ギリギリまで調整を試みたものの、私の力不足により内部的な段取りが整わず、募集開始日の7月24日までに財政宣言を発出することが出来ませんでした。
結果として、直前に採用の見直しを公表することになりました。
受験を検討されていた方の気持ちや、市職員の気持ちを考えると、どんな言葉も言い訳になってしまいますが、
市長として、財政的な緊急対策を積み重ねていかなければ、あと数年で市の貯金が尽きてしまうかもしれない現実と向き合う必要がありました。
苦渋の決断でした。以上が採用の見直しを決めた経緯です。
市政の主役は市民の皆さんです。
どんな状況であっても、包み隠さずにお伝えすることが市の責任だと思っています。
前を向いて、財政を早期に立て直すべく、全力を尽くします。
#久喜市

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