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山本 あきひこ ブログ

[御浜町] 令和8年第1回定例会 予算案否決と修正の経緯・全員協議会における質疑  ご報告

2026/5/4

御浜町議会令和8年第1回定例会(3月議会)
最終日(3月18日)の議案審議において、一般会計予算(案)が否決され、

30日に開かれた臨時議会で、志原地区津波避難タワー用地取得費約1千万円が
削除された修正予算(案)が上程され、可決したこと。

このことに係る議会全員協議会が4月21日開催されたことについては

新聞各紙で取り上げられ、
一部の新聞には、秋の町長選を意識した「政局」との見方も・・・とも記されており

地域住民の皆さまから「いったい何があったのか?」とのお問い合わせの声が多く寄せられております。

以下、改めまして
これまでの経緯と今後について、わたしなりに「議会運営のルール」に則り、
時系列的に、かつできるだけ客観的にご報告させていただきます。
(今回のことに対しては、わたしなりの想いもあり、どうしても私の考えがはいってしまいますが・・・)

まずもって、以下長文でご報告する内容のポイントをピックアップして記させていただきます。

[下市木消防団車庫建設中止に伴う1,500万円の損失について]

●この問題は、老朽化した市木分団1班車庫の改築に伴うもので、業者と工事請負契約(2,915万円)締結後に隣接土地所有者の代理人の方から「この敷地はうちの土地」との主張があり、町で調べた結果昭和57年に売買があり、敷地は町有地となったが、土地の固定資産税が誤課税されていたことが明らかとなり、土地の所有を主張する隣接地の方との話しが平行線をたどり、建設に着手できないまま、町では工事を断念し、請負業者に清算金として1,547万円を支払った。というものです。

⇒隣接土地所有者さんから老朽化した車庫の取り壊しのために隣接地に入ることは認められ、町では取り壊しに関する随意契約を請負業者さんと新たに結び、車庫は取り壊され、現在更地となっています。
何も建たないまま、1,500万円が支払われた事は、大切な税金をドブに捨てたようなものだという意見が議会からおこっています。
 

●定例会前に開催された議会全員協議会において、議会側からこの件に関する説明を求めると要請し、概要説明を受けましたが、十分な説明は得られず、定例会初日終了後改めて「議員説明会」が開催され、大畑町長から再度説明を受けるが、納得のいく説明ではなく、髙岡議員と磯崎議員がこの件に関する一般質問をおこないました。

⇒一般質問の場で、詳細を確認する議員の質問に対し、「先の議員説明会で説明したとおり」とか「やむを得ない理由」という答弁を繰り返すという
公式な議場での「答弁拒否」がなされた為、議会運営委員長から「きちんと答弁するように!」と注意を受ける事態に。

●後日開催された全員協議で、大畑町長からは「工事完了に至らず、町長として責任を痛感している。」と陳謝する言葉は述べられましたが、
1,500万円の損失については「清算金なので、請負業者へ当然支払わなければならない金額」と、正当性が主張されました。


[当初予算(案)で否決された「志原地区津波避難タワー用地購入費1千万円」について]

●定例会に議案として上程される事業や大きな予算については、定例会前の「議会全員協議会」で説明を受けるのが通例ですが、
この1千万円については、3月議会前の「全員協議会」では、まったく説明はなく、突如として議案として上程されました。

⇒なんの説明もないまま、1千万円もの予算を承認せよ!という上程の仕方は、「行政のチェック機関」という議会の最大の役目を無視した
「白紙委任状」を叩きつけるようなものであり、到底容認できるものではありません。

⇒必要な予算であれば、きちんとした説明の上で上程し、審議に図ることを求めて、予算案は賛成4:反対5で否決されました。

●この予算案の審議にあたっては、髙岡議長が宇城副議長と交代して、1議員として「反対討論」をおこない、評決にも加わって「反対」しました。

⇒後日開催された「議会全員協議会」で大畑町長から、議長が反対討論をおこない、評決にまで加わって反対したことに対し、そのおこないを批判する発言がありました。

 これは御浜町議会会議規則第53条に「議長が議員として発言しようとするときは、議席に着き発言し、発言が終わった後、議長席に服さなければならない。ただし討論をしたときは、その議題の評決が終わるまで、議長席に服することはできない。」とはっきりと明記されていることです。

 ルールに則ったおこないに対し、議長が評決にまで加わり反対したことで、自分が上程した予算案が否決された!!という大畑町長の発言は、「議会制民主主義」を無視した大きな問題であります。

●定例会一般質問で、髙岡議長が「議会会議規則」に則って一般質問をおこない、担当課からは建設予定地はまだ決まっていないと説明を受けていた建設場所が、大畑町長の中では決まっていて、土地所有者の方と水面下で用地購入の話しが進められていることが明らかになりました。

⇒後日開催された全員協議会で、大畑町長はあくまでも「候補地」として、その場所を考えていることを明らかにしましたが、
その場所は線路よりも山側にあり、海側の住民の方が避難する際に「避難路」として通れるとされていた線路は、今年4月に入って、JRから「今年度中に完全に封鎖する」と通知が届いたことが報告され、「候補地」として適切ではないことも明らかとなりました。
 

●3月30日開催された臨時議会で、津波避難タワー用地購入費1千万円を削除した「修正予算案」が上程され、賛成8:反対1で修正予算案は可決されました。

⇒臨時議会での質疑では、当初予算案で削除するが、用地購入が具体化した際には「補正予算」を組んで津波避難タワー建設計画を進める考えが示され、それには全議員賛同しています。

後日開催された全員協議会で、大畑町長は「近々住民説明会を開催し、まずは現在の候補地を示し、住民の皆さんの意見をいただく」との考えを示し、他の場所の再選定や専門家を交えた意見も取り入れることを求めた議員に対し、そのようなことも含め再考することも答弁しました。


※以下、時系列的な長文のご報告をさせていただきますが、

今回の一連の議論や当初予算案の否決に対し、一部で次期町長選を見据えた動き!といった
「政局」のような捉え方をしている報道もありますが、

今回の話しは、「政局」というような話しではなく、その予算案が適切だったか?という「政策」の是非の話しであります。 

その事は一言申し添えさせていただきますm(__)m
 



令和8年第1回定例会が開催されるまでの経緯

今回の定例会において、当初予算(案)が否決されるに至った大きな問題は、
髙岡議長がおこなった一般質問でも取り上げられた

志原地区津波避難タワー建設用地購入費約1千万円の予算が、議会に対し、事前になんの説明もなされないまま
いきなり、定例会数日前に届く「議案書」の中の予算(案)にあげられていた事に端を発します。

定例会前には、定例会に上程する事業や予算について、
事前に町長・執行部から説明を受ける「議会全員協議会」が開催されるのが通例で、

第1回定例会に関しても、2月25日に全協が開催され、いくつかの議案に関連した事前説明がおこなわれましたが、
その際、この1千万円を超える大きな予算である「津波避難タワー用地購入費」については、一切説明はありませんでした。

このような中、定例会数日前に届いた議案・予算書に目をとおし、チェックした際、
この1千万円の予算(案)を発見した時、思わず「なんじゃ!こりゃ?!」と声に出したのを今も覚えています。
 

3月3日 定例会開会日


3月3日定例会開会日 多くの議案は「総務産業常任委員会」と「教育民生常任委員会」に付託審議される事が図られ、
その際、所属委員会以外の議員から「総括質疑」というのがおこなわれるのですが、

総務産業常任委員会に付託された津波避難タワー用地購入費1千万円について、
教育民生常任委員会所属の宇城副議長と安田議員から、
以下のような総括質疑がなされました。
(御浜町議会公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@mihamagikaiより抜粋)

 


 定例会初日終了後

やはり、この志原地区避難タワー土地購入費について、
そして、もう1点、下市木消防団車庫建て替えに関する1,500万円の損失(これについては定例会前の全員協議会である程度説明)
については、議会への説明が十分なされていない。として、「議員説明会」が開催されることとなり、

担当課から説明を受け、担当課からの説明だけでは不十分であるとして、途中から大畑町長も加わって説明を受けました。

途中から加わった大畑町長からの説明を受けても、議員側には疑問が残る部分が多く
髙岡議長と磯崎議員が、この問題を取り上げた一般質問をおこなうこととなりました。
 

髙岡議長が宇城副議長と議長を代わって一議員として一般質問
 

地方議会において、議長が一般質問をおこなうことは、あまりありませんが、
全国の他市町村でもおこなわれている事であり

御浜町「例規集」の中の「議会会議規則」
 https://en3-jg.d1-law.com/mihama/d1w_reiki/H333915100001/H333915100001.html?fbclid=IwY2xjawRighRleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFiTGQ0a0tIb0NrZ3M3OG83c3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHkfaj6FeLwWzPaCE-n5gTbCzI5qpSzCwwPr_VbUZ3z2yCuxf_844CL6vheG5_aem_m2eyAQA0P-rpBJFQLOfP-Q 
 

第53条(議長の発言及び討論)の項に 以下画像の通り
「議長が議員として発言しようとするときは、議席に着き発言し、発言が終わった後、議長席に服さなければならない。と明記されており、

テキストの画像のようです



今回、一般質問トップバッターとなった髙岡議長が、
一般質問に移るタイミングで、宇城副議長と議長を交代し、議員席に戻ってから、
宇城議長から発言の許可を受けて1議員として一般質問をおこなった事は、

すべて「議会会議規則53条」に則っておこなった正当な行動です。

「議長は中立であるべき」という声もありますが、今回髙岡議長が会議規則に則って、あえてその権利を行使したのは、

議員説明会においても、十分納得できる説明が大畑町長からなされず、
約1,500万円の損失が発生している事、
不透明な津波避難タワー用地購入費が約1,000万円予算計上されている事

町民の皆さんの税金が不透明に処理、使用されようとしている事に対して
「議会のチェック機能(監視役)」が健全に機能している「証し」であると言えます。

髙岡議長自身、今回の議会において自らが一般質問をおこなうことについては、
議事進行役である議長としてたいへん悩んだが、
この2点については、議会議員として全容解明が使命と感じ、
行政のチェック機関としての責務を果たす選択をしたと述べた上で、一般質問を開始。 

以下、宇城副議長と交代し、質問を始めるまでの YouTube抜粋動画です(1.2倍速)⇓
 


続いて、髙岡議員からの一般質問 一次質問・答弁抜粋動画(1.2倍速)

 


[下市木消防団車庫建て替えにかかる1,500万円の損失について]
改めて、下市木消防団車庫建て替えにかかる1,500万円の損失について、経緯と現状を以下に簡単にまとめさせていただきます。⇓

・問題となっているのは、御浜消防団市木分団第1班の消防車庫の老朽化に伴う建て替え工事
・町は2025年1月に業者と工事請負契約2,915万円締結
・しかし、その後隣接土地所有者さんより、「車庫敷地は自分たちの土地で課税もされている」と指摘が
・町の調査では、過去の売買記録から町有地であると確認された一方、固定資産税を誤って課税していたことが判明
・町は文筆図面や売買契約書を示して説明し、工事遅延を避けるため着工を優先する方針を示したが、合意は得られず
・固定資産税については20年分の返還を提示したものの、20年以上払っている可能性もあるとして受け入れられず
・その後も文書のやり取りや面談が続いたが平行線をたどる
・2025年6月隣接地土地所有者さんから、上の方と面談したいとの申し出があり、大畑町長が初めて面談し、話し合われたが見解の一致には至らず
・町は工事継続は困難と判断し、工事契約を中止し、請負業者に対し、設計や地質調査に伴う清算金として1,494万7千円を支払う
・工事中止に伴い1,494万円の清算金を支払ったことが、3月議会前の全員協議会で初めて議会に報告される。



髙岡議員から、このような大きな問題を、なぜ工事中止を決定し、清算金を支払うに至るまで議会に報告しなかったのか? との質問に対し、

大畑町長は「先の議員説明会で説明したとおりでございます。」という答弁を繰り返すばかりの
議場でおこなう定例会という公式な場において、事実上の「答弁拒否」をおこないました。

ただ、市木消防団車庫の土地は、100%町の土地であるか?の質問に対しては
「町の土地でございます。」と町有地であること
また、「町政の最高責任は町長にある」ということは明言しました。

以下、その部分を抜粋したYouTube動画⇓
 



 

下市木消防団車庫建て替えにおける1,500万円の損失については、
一般質問2番手で登壇した磯崎議員も取り上げ、町長の見解を求めましたが
髙岡議員への答弁同様に、「議員説明会で説明したとおりでございます。」を繰り返すばかりで

途中、一般質問が中断され、臨時的な議会運営委員会が開催されて、南議運委員長から、
大畑町長に対し、「前回の議員説明会で説明したとおりとか、やむを得ない理由とかを繰り返すばかりでは、深い議論にならない。

1,500万円の損失については、町政としても大きな損失であり、答えるべきことは、この一般質問の場ではっきりと答えなければならない。
今回の事例の教訓を今後の町政に反映する上でも具体的な答弁をお願いしたい。
と、町長の「答弁拒否」を注意する報告がなされ、議会が再開しました。
 

以下、その部分を抜粋したYouTube⇓
 


 南議会運営委員長からの注意を受けた後は、質問に対し、「先の議員説明会」で説明した内容を議場でも答弁されるようになりましたが、
高岡議員、磯崎議員2名の一般質問への答弁からは、1,500万円の損失がでたことに対する十分納得できる説明は得られませんでした。




[志原地区津波避難タワー建設用地購入費約1,000万円の件]

もう1点の問題として、髙岡議員の一般質問で取り上げられたのが、
志原地津波避難タワー建設用地購入費約1,000万円が、議会に事前説明がまったくないまま、当初予算案に計上されたことについて。

 この件については、3月10日におこなわれた総務産業常任委員会の質疑において、わたしから担当課に
場所も決まっていない状況下で議会になんの説明もないまま、1千万円もの用地購入費を当初予算に計上してくるような乱暴なやり方ではなく、

令和8年度に用地を購入する。という事業計画があることを明確にするために、当初予算の段階では1千万円ではなく、
1千円でも「科目」として予算に計上し、用地が具体化したうえで、補正予算を組むというのが、正しい手順ではないか?ということを意見したうえで

このような予算計上は認めらないとして、反対討論を打ち、
採決では、松本議員とわたし山本が反対の立場を表明、端地議員と南議員が賛成の立場を表明して、
野地本常任委員長の判断で総務産業委員会審査としては「可決」となっていました。


髙岡議員の一般質問においても、総務産業常任委員会でもそのような意見が出た。として
用地が具体化した時点で補正予算を組むというのが、正しい予算の組み方ではないか?
なぜ当初予算にこだわって、1千万円もの予算をいきなり計上してくるのか?ということが問われましたが、

大畑町長からは、財源を確保するためにも当初予算にそれ相応の金額を計上する必要があると判断した。との答弁がありました。

「当初予算に財源を確保し、それ相応の金額を計上する」からには、なおさら、定例会前の議会全員協議会で
1千万円の積算根拠(志原の公示地価×面積)を示し、まだ場所は確定していないが、
8年度に事業をおこなうには、これくらいの予算が必要である。と説明すべきと思うのですが
それがまったくなされず、なんの説明もないまま予算計上してくるやり方は、感化できるものではありません。

さらに、総務産業常任委員会では、津波避難タワーの建設場所は、まだ決まっていない。という説明を受けていたのですが、

髙岡議員の一般質問では、担当課に確認した情報として、
大畑町長が避難タワー建設「候補地」と考えている場所の資料が示され、

大畑町長の中では、ここを建設場所と考えているのか?との質問が投げかけられたのに対し、
大畑町長は「個人情報に係る事なのでこの場では答弁を控える」と答弁しましたが、

髙岡議員が資料を指さし、この場所にJRの線路よりも海側(国道側)の住民の方が避難する上では、
JRの線路を渡らなければならないが、その線路にはチェーンが張られていて、渡ることができない。と指摘したことに対しては

大畑町長は、そのようなチェーンが張られていることは知らなかった。 おそらく最近張られたものであろうと、
遠まわしながっら、示された場所が「候補地」であることを認める答弁がありました。

志原地区津波避難タワー建設用地購入費1千万円に関する二次質問 抜粋YouTube⇓

 

新聞記事でも公表された津波避難タワー建設 「候補地」

地図、間取り図、テキストの画像のようです


大畑町長は、避難路との表示看板が立つJRの線路にチェーンが張られていることは知らなかった。
おそらく最近張られたものであろう。と答弁されていましたが、
後日わたしが現場を見に行ってみると、張られたチェーンの1つはかなり錆びており、最近ではなく、だいぶ前から張られていたことは明らか⇓
 

電車、鉄道の画像のようです


草、テキストの画像のようです

、「: S な 厄 ١ พ ۱َ な ト ち い 空の 1」というテキストの画像のようです

鉄道の画像のようです

髙岡議員の一般質問では、さらに、町長が「候補地」としている土地に建つ家には、現在借家として住まいされている方がいるが
土地所有者の方から、この場所に津波避難タワーが建設されるので、退居することが求められている。という
大畑町長と土地所有者の方との間で、避難タワー建設場所として町が用地を購入する話しが、水面下で進められていることを指摘する質問がありました。

その部分のやり取りの動画抜粋はここには載せませんが、

髙岡議員の一般質問によって、まだ決まっていない。としていた建設予定地が
大畑町長の中では「候補地」として、既に決められている場所があり、その所有者の方と具体的な話しが進められていること。

しかし、その「候補地」は線路よりも山側にあり、線路より海側の住民の方が避難する際に「避難路」として通れると町長が考えていた線路には
チェーンが張られ、実質避難路としては使えない。ということが明らかとなり

津波避難タワーの建設場所として、適切な場所ではないことが明らかとなりました。
 


[定例会最終日 一般会計当初予算(案) 否決]


以上、総務産業常任委員会審査や一般質問での質疑も経て、3月18日定例会最終日におこなわれた議案審議

議案第12号令和8年度一般会計当初予算(案)に対する審議では、
髙岡議長が反対答弁することを表明し、宇城副議長と交代。

Kii Card商品券に関する予算案 そして
津波避難タワー用地購入費1千万円に対する反対討論がおこなわれました。

髙岡議員の反対討論の後、端地議員から「暫時休憩」の声があがり、数分間の暫時休憩の後再開。

この反対討論に対し、南議員がこの定例会で当初予算を可決することが必要であるとして賛成討論をおこない

続いて、わたし山本から、津波避難タワー用地購入費1千万円がなんの事前説明もないまま、予算計上されていることに対し、
このような予算を認めることは議会がチェック機関の役割りを放棄し、単なる「追認機関」、「イエスマン議会」になってしまうとして反対
賛成しようとしている同僚議員に対しても、きっちりとチェック機関の役割りを果たす立ち位置で考え直して欲しいとの意見を申し添えました。

これに対し、池上議員から、わたしの意見は賛成する議員を揶揄する異常な発言だと怒りの言葉が述べられた上で、賛成討論が

続いて、磯崎議員が反対討論をおこない、
野地本議員が賛成討論をおこなって、採決が図られました。

採決では、宇城議長の「本案に対し、賛成する議員の起立を求めます!」の言葉に
端地・野地本・南・池上議員が起立。

宇城議長から「起立少数です。よって本案は否決されました。」と述べられ
議案第12号令和8年度当初予算(案)は否決となりました。

当初予算案審議のYouTube



予算案が否決となったことは地元紙さんはじめ新聞記事でも大きく取り上げられました。

、「金曜日 賛 成 4 議御 初 浜 会町 予 反 議 算 会算 我 当 対 会 5 案 ወ を 説 明 否 不 決 充 分」というテキストの画像のようです

テキストの画像のようです

このことに関し、社説で記された紀南新聞さん記事がネットで公開されていますので、以下に紹介させていただきます。
https://digital.taiheiyo-np.jp/column/editorial/70137

テキストの画像のようです

 


[臨時議会で津波避難タワー用地購入費1千万円が削除された修正予算(案)が可決]

定例会での当初予算(案)否決を受けて、3月30日臨時議会が開催され、髙岡議長進行のもと
津波避難タワー用地取得に関する手数料300万円と購入費1,000万円の計1,300万円を減額した
72億8,200万円の修正予算案が上程されました。

この予算案に対し、磯崎議員が津波避難タワー用地購入費関連予算が削除された事を評価するとした上で、
その他の定例会で反対した予算がそのまま上程されているとして反対討論をおこない

南議員が賛成討論をおこなって、採決され
宇城、端地、野地本、山本、南、池上、松本、安田の8議員が賛成、
磯崎議員が反対の、8:1の賛成多数で可決されました。

修正予算案可決を報じるヨシクマ新聞さん記事(タイトル部分)⇓
 


 

[議会全員協議会 開催]

4月2日議員協議会が開催され、志原地区の津波避難タワー建設計画を今後どのように進めるのか? また
下市木消防団車庫建て替えに係る1,500万円の損失 の2点については、
改めて大畑町長・執行部の説明を受ける必要があるのではないか?ということが協議され、

全議員一致で、この2点について「全員協議会」を開催することを執行部に要望することが決められ、
髙岡議長、宇城副議長が執行部に申し入れをし、執行部から21日に開催するとの返事があり

4月21日 大畑町長、東地副町長、調整監、防災担当、税務課担当出席のもと、全員協議会が開催されました。
大きな問題に関する内容だけに新聞各紙、地域住民の方の傍聴もあるなかおこなわれた全員協議会

まず、下市木消防車庫建て替え中止に係る1,500万円の損失について

これまでの時系列的経緯説明の資料が示され、議員側からは大畑町長はじめ執行部サイドの対応の悪さが指摘されました。
大畑町長からは「工事完了に至らず、町長として責任を痛感している。」と陳謝する言葉は述べられましたが、
1,500万円の損失については「清算金なので、請負業者へ当然支払わなければならない金額」と、正当性が主張されました。
 


続いて、志原地区津波避難タワー建設用地について

志原地区津波避難タワーの建設地ついての説明では、
大畑町長から初めて正式に「候補地」として1ヶ所を考えているとの発言がありました。

この説明に対しては、議員サイドから予定地はまだ決まっていないのではないか?との驚きの声が上がりましたが、
大畑町長からはあくまで「候補地」だとして、

この「候補地」の選定理由として、地元説明会で線路より山側でも良いとの声を受け、
町長に一任された状況で三軒家地区等で建設されたスロープ付きの同等規模のものを建設するには
縦横20メートル、約500平方メートルのスペースが必要だと説明。

この「候補地」が髙岡議員が一般質問で取り上げた場所であることを正式に明らかにしました。

髙岡議員が、避難路としているJRの線路にはチェーンが張られていて現実的に通れない。と一般質問で指摘していたことについては、
「当時は海側の住民も線路を横断して避難できると考えていたが、
今年4月に入ってから、JR東海から該当の横断可能場所を完全封鎖するとの通知を受けた。」ことが報告されました。

その説明を受けて、わたしからは
「完全封鎖で線路が横断できないからには、町長が考えていた「候補地」は海側の住民の方が避難できず、
建設場所として適切でないことが明らかとなった。

町長は三軒家に建てた円筒形の避難タワーと同規模のものを建てれる場所、広さにこだわっているが
紀宝町に新しく建てられた避難タワーは鉄骨式のタワーであり、敷地面積も広いものではない。
円筒形にこだわらずに、ほんとうに地域住民の方が避難できる適切な場所を再選考すべき。だと意見

同僚議員からも、候補地選定には専門家などを交えた第三者委員会を設置すべきとの意見が出されました。

大畑町長からは、構造を変えて狭い面積でも建てられるものにする選択肢にも含みを持たせた上で、
町長に一任されており、近いうちに地区住民に説明する機会を設け、いったんは説明したい。
状況が変わっているので、変わったことも含めて説明しなければいけない。
示した上で、町民の賛同を得て建設したい。第三者の意見も否定するものではない。答えました。

また、候補地には借家があり、その住民が3月30日引っ越した経緯から、
土地所有者の方と大畑町長の関係を疑問視する意見がだされましたが、
この事については、「関係は一切ない。」と否定しました。

以上2点について、大畑町長・担当課からの説明を受け、議員から更なる質問や意見が出され4時間に及んだ全員協議会

全協の最後の項目である「その他」について、髙岡議長からの「その他 何かありませんか?」との声に 南議員が挙手し、
今回の全協はこれまでに例のない異例な形で開かれていると思う。と発言しましたが

今回の全協は、4月2日の議員協議会で、開催を町執行部に求める。と全議員一致して執行部側に打診した上で
執行部が要請を受けて開催されたもので、正しい手順を経て開催している事を議長が説明。

これで、全協が閉会されるかと思いきや、次に大畑町長が挙手して 以下のように発言

「わたしからも発言しておきたいと思います。 わたしは議長の立ち位置、すごく疑問に思ってまして、
やはり議長たるもの公平に仕切るというのが基本だと思ってます。

予算の審議に反対討論をして、反対の立場を表明したということでございます。
わたしはその時、討論をして戻るかと思いましたけれども、採決まで残られたということで、
当然「否決」になってしまったということでございます。

わたしは議長のそういった対応の仕方はですね、やはり真摯にもう 1 回考えていただいて、
議会の中で議論していただいて、そして、議長としての采配に十分に公平性を保っていただければと思っておりますので、よろしくお願い致します。」


これに対し髙岡議長から

「わたしは3月議会冒頭に、今回は3月議会運営にしっかり取り組みたいと思ったけれども、
消防車庫の件、志原地区津波避難タワーの件、住民の生命財産に関わる問題だったんで、1議員として一般質問をおこなう事を明言して実施。

反対討論や評決での反対も「議会会議規則」や「地方自治法」のルールに基づいてやってるんで、それを逸脱してやったんだったら、
すいませんでした。ルール違反でしたと言いますけども、ルールの中でやっている以上、町長にそういうことを言われる事はないと思います。」と反論。

わたし山本からも
議会会議規則第53条に「議長が議員として発言しようとするときは、議席に着き発言し、発言が終わった後、議長席に服さなければならない。
ただし討論をしたときは、その議題の評決が終わるまで、議長席に服することはできない。と明記されており、
その規則に則って反対討論をおこない、議案に「反対」の意思を示したことに

議長が反対討論したあと、議長席に戻るかと思ったが、そのまま採決に加わり、
その事で議案が否決された。と町長が言うのはおかしい。
評決が終わるまで戻れない。という規則に則ってやっている事だと、意見を述べさせてもらいました。

全員協議会の最後に大畑町長から、「議会会議規則」を無視したこのような発言があったことは、
議会制民主主義の根幹を揺るがす大きな問題でありますが

髙岡議長から、これ以上このような話しをするのは恥ずかしい。として全員協議会は終了しました、

今回の全員協議会で大畑町長・執行部から説明を受け、意見交換をおこない
議会として、今後どのようにすべきかについて、5月8日に再度議員協議会を開催し、話し合いをすることが決まりました。

以上、たいへん長い文章になってしまいましたが、これまでの経緯と現状についてご報告させていただきました。




 

 

 

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著者

山本 あきひこ

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肩書 御浜町議会議長/紀伊自動車学校教習指導員/熊野鬼城太鼓メンバー
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