2026/4/29
市議会議員選挙への挑戦を決め、私は会社を辞めることを決意しました。
仕事は順調でした。
売上も伸び、会社からの評価もいただいていました。
ちょうどその頃、課長への昇格の話もいただいていました。
そんな中での退職の決断でした。
正直、会社に対して申し訳ない気持ちはありました。
それでも、自分で決めた道でした。
迷いがなかったわけではありません。
それでも最後は、自分が選んだ道を進もうと思いました。
直属の上司であるTさんに、退職の意思を伝えることにしました。
Tさんは部長であり、会社の役員でもありました。
私のことを評価してくださっていた方でもあります。
だからこそ、退職の意思を伝えるのは、とても心苦しいものでした。
それでも、率直にお伝えしました。
するとTさんは、
「えっ!!!斉藤くん、辞めちゃうの??」
「辞めちゃうんだ……そうか、辞めちゃうんだ……」
と、言葉を失ったような反応でした。
その様子を見て、私は改めて申し訳ない気持ちになりました。
自分では覚悟を決めて伝えたつもりでしたが、実際にその反応を目の前にすると、胸にくるものがありました。
退職の意思をお伝えした翌日。
Tさんは会社に来ていませんでした。
最初は、
「体調が悪いのかな」
そのくらいに思っていました。
しかし、翌日も。
その翌日も。
Tさんは会社に来ませんでした。
さすがに、何かあったのではないか。
そんな空気を感じ始めていました。
そして後から知ることになります。
なんとTさんは、
私よりも先に退職していたのです。
正直、驚きました。
まったく想像していなかった出来事でした。
そして同時に、何とも言えない複雑な気持ちになりました。
Tさんは、会社全体の売上の責任者でもありました。
その中で、売上の柱の一つを担っていた私が辞めることが、少なからずショックだったのではないか。
今振り返ると、そう感じています。
当時、会社は上場を目指していて、やるべき課題も山積していました。
Tさんはとても仕事のできる方だったので、会社の未来のことまで案じておられたのかもしれません。
もちろん、本当の理由を私がすべて知っているわけではありません。
それでも、この出来事は今でも忘れられない出来事として残っています。
こうして私は、会社を辞めることになりました。
仕事は順調でした。
評価もいただいていました。
それでも私は、まったく違う道へ進むことを選びました。
あのときは、ただ目の前の決断に向き合うことで精一杯でした。
この決断が、自分の人生を大きく変えることになるとは、当時はまだ想像していませんでした。
ですが今振り返ると、あの退職は、間違いなく人生の大きな転機だったのだと思います。
会社を辞め、いよいよ本格的に選挙に向けて動き出すことになります。
何もない状態からのスタートでした。
知名度も、支援者も、何もありませんでした。
その中で、私は初めての選挙活動に向き合うことになります。
次回は、初めての選挙活動の実態について書きたいと思います。
草加市議会議員
斉藤雄二
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