2026/4/28
【自治会は本当に必要か ― 地域を支える“見えないインフラ”の正体】
皆様いつも大変お世話になっており誠にありがとうございます。ふくいの党、福井県議会議員の堀居哲郎です。
現在、私は地元の自治会長もさせて頂いてる中で、今回は「自治会の意義」について改めて考えてみたいと思います。
「自治会は必要なのか?」
「加入は強制なのか?」
「正直、面倒ではないか?」
こうした声は、今や珍しいものではありません。むしろ、現代社会においてはごく自然な疑問だと思います。
しかし、この問題は感情論ではなく、“構造”で捉える必要があります。
■ 自治会とは何か ― 制度ではなく“機能”で見る
自治会は法律で厳密に定められた行政組織ではありません。
あくまで住民による任意の団体です。
では、なぜ全国どこにでも存在するのか。
それは、自治会が
「行政では担いきれない機能を補完する存在」だからだと考えます。
■ 災害時に露わになる“自治会の本質”
平時には見えにくい自治会の価値は、災害時に一気に表面化します。
・避難所の開設と運営
・安否確認
・高齢者や要支援者の把握
・地域内の情報共有
行政は広域を対象とするため、どうしても初動には限界があります。
その空白を埋めるのが、地域単位の組織です。
つまり自治会は「命を守る最小単位の組織」でもあります。
■ 日常を支える“静かな役割”
一方で、自治会の役割は災害時だけではありません。
・ゴミステーションの維持管理
・防犯灯の設置や管理
・地域の清掃活動
・祭りや行事の運営
これらは一見すると些細なことに見えます。
しかし、これが機能しなくなれば、地域の環境は確実に悪化します。
私たちが当たり前だと思っている日常は、誰かの手によって支えられているのです。
■ 「つながり」を維持する装置
もう一つ、見落とされがちな役割があります。
それが、人と人との関係性です。
現代は、隣に誰が住んでいるか分からない時代です。
しかし、いざという時に頼りになるのは「顔の見える関係」です。
・子どもの見守り
・高齢者の異変への気づき
・孤立の防止
自治会は、こうした“ゆるやかなつながり”を維持する仕組みでもあります。
■ なぜ自治会は嫌われるのか、、、💦
ここが重要な論点です。
自治会が問題なのではなく、運営のあり方が時代に合っていないのです。
・役員の負担が重すぎる
・慣習が固定化している
・参加のメリットが見えにくい
・半ば強制的な加入圧力
これでは、若い世代が距離を置くのも無理はありません。時代にあった改良が必要であり、自身の自治会でも少しづつ進めております。
■ 必要なのは「廃止」ではなく「再設計」
私は、自治会は不要だとは考えていません。
むしろ、これからの人口減少社会においては、地域で支え合う仕組みはより重要になります。
だからこそ必要なのは、
・負担を軽減する仕組みづくり(デジタル化・役割分散)
・本当に必要な機能への整理
・参加したくなる運営への転換
つまり「自治会の再設計」です。
■ おわりに
自治会は、派手な存在ではありません。
しかし、確実に地域を支えている“見えないインフラ”です。
その価値を正しく理解し、時代に合わせてアップデートしていくこと。
それが、これからの地域づくりにおいて不可欠だと考えています。
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ホリイ テツロウ/46歳/男
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