2022/8/27
NPO法人 #あなたのいばしょ
#大空幸星 さんと #孤独 #孤立 #自殺 対策について意見交換。
今年6月に訪問して以来、再び #町田市議 #渡辺さとし さん#小野りゅうじ さんと一緒に訪問してメディアでも活躍されている大空幸星さんから孤独・孤立・自殺対策、現状の課題について意見交換させて頂きました。
「NPO法人あなたのいばしょ」は、電話相談ではなく、オンラインチャットで24H孤独・孤立・自殺等の相談を受け付けているのが特徴で、LINEなどを活用した窓口は、スマホを持っていない方々や子供は使えない為、出来るだけ誰もがアクセス出来るように、現在のGIGAスクール構想による 1人1台タブレット端末が配布されることに連動して運営されています。
ただ、1人1台タブレット端末が配布されても、自宅へ持ち帰りを制限されたり、リスクの高まる深夜などの時間帯に使用が制限されていたり、政府や行政から通知をする際に紙媒体でされていたりとせっかくのタブレット端末の環境が活かされていない課題もあります。
電話相談よりもオンラインチャットでの相談の利点も多くあります。
行政の相談窓口は基本9時-17時、遅くても22時ですが、1番相談が多い時間は22時-朝方で自殺リスクが高い時間は0時-2時とされる中で、海外26ヵ国から24Hの対応を可能にし、相談したい方々が、深夜帯に声を出さずに家族等にも気付かれずに相談できることも利点です。
また、膨大な件数の相談の中で、緊急性が高い相談を振り分けられる仕組みアルゴリズムが導入されていることで警察や児童相談所など連携しながら対応することができ、リスクの低い方々の対応も順次されています。
ここでは、緊急性が高い相談対応では、全国の警察や児童相談所との短時間での対応を可能にする体制づくりが一つの課題になります。
チャット相談では、7割が女性になりますが、相談する相手がいない方や弱音を吐けない方が多く、貧困や非正規等の女性より責任ある役職や立場の女性の方が自殺リスクが高い傾向があります。
これは相談が増加する子供たちも同様に、家族もいて孤立はしてないが誰にも相談出来ない方が多いです。
ただ、実際の自殺の7割は男性であり、男性からの相談が少ないことと、性別が男女ではなくその他を選択する方々のリスクが高い傾向もあり #LGBTQ の方々に対しての調査がされていないことが課題になります。
6月に訪問させて頂いた際は、ボランティア600名相談員30名で
今回の訪問では、ボランティア700名相談員40名に増員されて、年間約25〜26万件の相談を受け続けて頂いております。
運営は、寄付で賄っていて、相談件数が増えれば逼迫し、困難にもなります。現在の相談員の単年助成を最低でも3年にするなど一層の支援が必要です。また本来なら地域の民生委員を活用したいが、高齢の方が多く担い手不足の問題もあり若い方々などが相談しにくい状況もあります。地域の大学などと連携して子供若者サポーター制度などを創設し、交流する中で民生委員の維持にも繋げられる取組も必要です。
さらに教育現場にて、子供たちが孤立しないように相談体験できるような仕組みも。
夏休みがまもなく終わり、この時期は、新学期を迎えるにあたり、特に子どもたちの相談が増加し、リスクも高まります。
私も国政から引き続き、孤独は #自己責任 で個人の問題だという風潮、生活保護を受けるのは恥との社会の風潮を変えながら #貧困 #ヤングケアラー #ひきこもり #不安定就労 (#ロスジェネ世代 )など望まない孤独孤立に対して、具体的な対策に取り組んで参ります。
#衆議院 #伊藤俊輔 #伊藤しゅんすけ #立憲





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