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中野区の子育て支援|少子化対策と4姉妹の子育てから考える行政の役割

2026/6/5

中野区議会議員の内野大三郎です。

「中野区の子育て支援」というテーマで、子育て家庭を支える制度や地域のあり方について、少しずつお伝えしていきます。

初回は、全国の出生数・出生率に関するニュースと、東京都の出生数が増加したという報道をきっかけに、少子化対策について考えます。

あわせて、我が家で4人の娘を育ててきた経験から、子育て家庭が日々感じる不安や、行政が果たせる役割について書いてみたいと思います。

先日、出生数や出生率に関するニュースがありました

全国では出生数が減少し、合計特殊出生率も下がる一方で、東京都では出生数が増加したという報道もありました。

もちろん、出生数や出生率は、ひとつの施策だけで大きく変わるものではありません。人口構成、婚姻数、働き方、住宅事情、保育環境、教育費、地域の支えなど、さまざまな要因が関係しています。

ただ、東京都が結婚・出産・子育てに関する支援を、以前よりも分かりやすく、前向きに発信していることは注目してよいと思います。

東京都の結婚支援ポータルサイト「TOKYOふたりSTORY」を見ると、行政のページとしては少し意外なくらい、明るくやわらかい印象です。
 

結婚するかどうか、子どもを持つかどうかは、一人ひとりの自由です。

だからこそ行政に求められるのは、価値観を押しつけることではなく、希望する人が一歩を踏み出しやすい環境を整えることだと思います。

そして、結婚や出産の先にある「子育て」についても、不安や負担を少しでも軽くしていくことが大切です。

我が家も、子育ての中でたくさん助けられてきました

我が家にも娘が4人おります。年子、2年あいて、年子という状況でしたので、子どもたちが小さいころは「うちは保育園かな」と思うこともありました。

実際に子育てをしていると、思いもよらないことが本当にたくさんあります。

  • 急な発熱
  • 外出先や家の中でのヒヤリハット
  • 親の想像を超える、子どもの行動

 思い出すとあれもこれも、枚挙にいとまがないほどです。

予定どおりにいかないことの連続ばかりだった気がします。

それでも、そうした「想定外」の日々は、同時に、自分とはまったく別の一人の人間が育っていく姿を間近で見られる時間でもありました。

子どもの感情が少しずつ複雑になっていくこと。

きょうだいや友達との関わりの中で、社会性を身につけていくこと。

親が教えたつもりのないことを、子ども自身が感じ取り、考え、成長していくこと。

それを間近で見られるのは、振り返ってみると、とても贅沢な時間だったとも感じています。

一方で、子育てはきれいごとだけではありません。

先日の台風のときにも、「子どもの送りをどうするか」「この天候で外に出て大丈夫か」「仕事や予定をどう調整するか」など、子育て中の親御さんは限られた時間の中で判断を迫られる場面があったと思います。

そういうとき、家族だけで抱え込むのではなく、行政の制度や周りの方の助けは不可欠だと思います。

子育て家庭の不安を、行政が少しでも軽くする

子どもを持ち、育てる家庭の不安や不満を、すべてなくすことはできないかもしれません。

それでも、行政がその不安を少しでも軽くすることはできるはずです。

必要な情報が、必要な人に届くこと。

困ったときに相談できる場所があること。

保育、医療、教育、地域の見守りが、ばらばらではなくつながっていること。

そして、子育て中の家庭が「自分たちだけで何とかしなければ」と追い込まれないこと。

こうした環境を整えていくことが、行政の大切な役割だと思います。

少子化対策というと、保育園、教育費、住宅費、給付金といった制度面に目が向きます。もちろん、それらは非常に重要です。

ただ、それだけではなく、子育て中の家庭が孤立しないこと、困ったときに相談できること、必要な支援につながれることも、同じくらい大切です。

中野区は、若い世代、単身世帯、子育て世帯、高齢者世帯が混在するまちです。

だからこそ、国や東京都の制度を、区民の生活に近いところまで分かりやすく届けることが必要です。

結婚を考え始めた人。

妊娠・出産を考えている人。

子育ての真っ最中にいる人。

学校、保育、発達、教育費、家庭のことなどで悩んでいる人。

それぞれの段階で、必要な情報や支援は違います。

だからこそ、困ったときに「どこに聞けばよいか分からない」という状態を、少しでも減らしていきたいと思います。

結婚や出産、子育ては、それぞれの家庭の考え方や事情によって選ばれるものです。

行政がすべきことは、押しつけることではなく、希望する人を支え、不安を少しでも軽くすることだと考えています。

子育てには、予想外の大変さがあります。

でも同時に、子どもが育っていく時間をそばで見られる、かけがえのない喜びもあります。

その大変さを少しでも社会全体で支えられるように、これからも地域の声を聞き、区政につなげていきます。

今後も「中野区の子育て支援」シリーズとして、子育て家庭に役立つ制度や情報を、分かりやすくお伝えしていきます。

出典・参考

厚生労働省 人口動態統計
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/81-1a.html

TOKYOふたりSTORY
https://www.futari-story.metro.tokyo.lg.jp/

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