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2026.6一般質問報告③~プラスチック資源の半分は燃やされている~

2026/6/22

今回は、プラスチック資源の再商品化について報告します。

安城市では2年半程前から、プラスチック資源の一括回収を行っています。かつては、素材としてはプラであっても、ポリバケツの様な硬いものや、クリーニングから返ってきた衣服にかけられているホコリ除けの外袋は、「プラスチック容器包装にあたらない」という理由から、黄色の袋に入れることができませんでした。

 

現在は、一括回収が行われ、容器包装に限らず素材がプラであれば黄色の袋で回収され、再商品化が行われています。具体的には、プラスチック製品の原材料となるリサイクルペレットに生まれ変わり、植物用のプランターや荷物運搬用のパレットになっていきます。

もし、プラ100の投入に対し80、90の商品に生まれ変わるのであれば、極めて大きな「資源」となりえます。そんな思いから、黄色い袋の行方を市に尋ねました。市の答えは概ね次のようなものでした。

 

「2025年度実績で、市がリサイクル事業者に引き渡したプラは1404㌧。その内約5割(48.6%)の683㌧がリサイクルペレットとして再商品化されている。残りの約5割(51.4%)はポリ塩化ビニルなど対象としていない材質で、ペレット製造工程で焼却して熱利用している(サーマルリサイクル)。」

 

黄色の袋に入れられたプラは丸ごとリサイクルに回されると認識していましたが、そうではないようです。「プラ」と我々が呼んでいるものにも多くの種類があり、そもそも再商品化の対象になっていない材質もあるとのことでした。再商品化と焼却が約50:50というのは、市民の「分別」が不徹底だったことを意味しているのではありません。市民が完璧に分別し、黄色の袋に入れるべきものだけを入れたとしても、その後の業者による「選別」で半分超が焼却されていることがこの度の答弁で明らかとなりました。

 

もちろん、現状においてはこれが最善であるのだと思われます。ただ、技術の進歩によって50:50が60:40や70:30になっていくべきですし、行政としても現在の最善が将来においても最善であり続けると思いこまず、常に最新の最善策を模索し続けなくてはなりません。

 

同時に、「リサイクル率〇%」といった数字の定義にも注意を凝らす必要があると再認識させられました。

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著者

石川 つばさ

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