あべ 祐美子 ブログ
死亡者が急増~品川区内の新型コロナ感染者情報13
2021/1/22
こんばんは。品川区議会議員のあべ祐美子です。 1月7日の緊急事態宣言から半月、東京都の新規感染者数は今日は1175人と金曜日としては今月では最も少なく一時より落ち着いてきたようにも見えます。でもそれは、クリスマスから年末年始の人の往来急増の影響が少し抜けてきたことや濃厚接触者の追跡を緩和したことも影響しているかもしれません。 死亡者数は増えています。まだまだ気は抜けません。 それでは、1月17日時点での品川区保健所のまとめを見ていきましょう。 まずは累計感染者数です。 累計感染者数が3000人を突破 先週1週間の新規感染者数は371人。前週よりは落ち着きましたが、まだ高水準です。累計では3232人。「あれ?」と思った方もおられるでしょうか。東京都の発表では、20日現在でも品川区の感染者数は2736人です。 ここでお伝えしているのは、品川区の保健所が担当した数。事業所ベースで検査を行った方が住所も品川区とは限りません。都市部は自治体を超えた往来が多いので、感染者数を発生ベースで取るのか居住地ベースでとるのかでも、かなり数字が変わってきます。日々の数字よりも、大きな傾向としてとらえるのが良いかと思います。 ところで、今回の発表では感染源の判明者と不明者の内訳が示されています。先週(↓)は間に合っていなかったので、保健所の集計業務も少しは落ち着いたということでしょうか。 区役所でも、昨年末からの感染者数激増に対応し、区の関連部署から応援職員を、また1月中旬からは部署を超えて全庁的な応援体制を組んで対応。その成果の表れでもあるかもしれません。 年齢や性別の傾向は、大きな変化はありません。若い世代は重症化しないと言われていますが、東京基準の「重症」は、まさに生死の境。30代40代でも入院してICUに入ったり、退院しても肺機能が戻らず後遺症に苦しむ人も少なくありません。ウイルスの変異の影響でしょうか、若い世代の突然死のニュースもありやはり怖い感染症だと思います。 死亡者が急増、36人に 療養状態のグラフです。赤白の斜線が入院、紫が自宅療養水色がホテル等の療養、緑が回復者黒が死亡者数です。 今回驚いたのは死亡者数の急増です。死亡者が最初の1人から12人になるのに約6か月、24人に増えるのに2カ月続きをみる『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』