2026/8/12
知事選挙を前に、地元紙が県政の課題の特集を組んでいます。
第一弾のテーマは「人口減少」。
記事は、2025年の出生数が前年比44人増で4年ぶりに増加に転じたこと、
これは県が少子化対策に力を入れてきた成果だという県の受け止めを紹介する一方、
「増加の流れが確かなものかというとわからない」と自信の無さも伝えています。
そうなんです。
みんな自信がないんです!
なのに、知事は
若者を県内にとどめるには、県立大学の設置・拡充が有効と急いてことを進めようとしています。
「いくつかの課題はあるものの、県内高校生の県内進学の選択肢を増やし、
産業界が中長期的に必要とする工学系分野の人材育成を担う、
県立大学の設置・拡充の検討を行う」
と6月定例県議会で知事は考え方を示したのです。
県立大学の創設
みなさんどう思われます?
私は検討委員会の議論を聞いてきましたが、
「工学系分野の人材育成」で若者が県内に定着するという相関関係が
いまだによくわかりません。
と言うのも、
今いたるところで人手不足を嘆く声が上がっているでしょ。
にもかかわらず、
口を開けば「香川にはまともに働くところがない」が皆の口から。
矛盾してると思いませんか?!
これって、どういうこと?
このおかしさを置いたまま議論しても決して明るい答えは出ないんじゃないでしょうか!
私は、こう思うんです。
讃岐弁で「えらい」仕事は若者に敬遠されている、楽で将来性があってスマートに消費生活を送れることを若者は望んでる
そう思い込んでいるんじゃないでしょうか、と。
この発想のなんと失礼なことか!
若者に失礼、そして「えらい」職場で、賃金が安くとも人々の生活になくてはならないものとして懸命に働いておられる方々にも失礼だと思うんです。
「みんながみんなそんな人間だと思うなよ」と言いたいのです。
この「差別的な」発想を変えない限り、「田舎」に人は留まらないんじゃないでしょうか。
だから、優先させるべきは、今ある「えらい」職場に光が当たるよう待遇改善に全力をあげることではないのでしょうか!?
そのことに力を入れず、「えらい」職場は「外国人にお任せ」の発想で
花形部門だけつくってもうまくいかない!
と思いますがいかがでしょう?
「身をたて名をあげ やよはげめよ」(仰げばとおとしのフレーズ)と
地域を捨てて都市部へ向かわせ人口を集中させてきた
「村を捨てる教育」(※)を日本全国で進めてきた結果が
「過疎」と「へき地」を作ってきた。
私が青年の時代の約50年前はまだ、
大学進学で県外に出たとしても土地持ち長男労働者は実家に帰って後を継ぐ、
田んぼを耕しながら県庁や市役所・役場、郵便局、電話局、農協などで働く、家業を継ぐことがトレンドでした。
そして、みんな心の中に都会への対抗心がありました。
「地域を衰退させてなるものか」と。
ところが今は、
地域の持続可能性が失われているのに、
一人でも担い手が必要なのに
「村を捨ててもかまんよ、ここには何もないからね」と。
なんとも自虐的。
「村を捨てさせる教育」をしてたんじゃ、
未来を見通せるはずないじゃないですか!
目の前に横たわる「地域の困難に果敢に挑戦してやる」といった
志を持った人材をどうつくるか、どう呼び込むか じゃないでしょうか。
今日必要なのは、
衰退させてきたことに憤りを持って
「自分らにまかせろ」
「都会暮らしでは味わえない田舎で暮らすことの豊かさを必ず実現して見せる」
というスピリッツをもった若者を育てる教育こそが必要なのではないでしょうか。
ヨーッロッパの村と比べたら
まだまだ人口密度が高い
だから
「過疎」じゃなく「敵疎」だと胸を張って
「地域が自分を育ててくれた」という感性を持ち
農地を守り
コミュニティを守り
エッセンシャルワークが守られる社会を創造していこうという
若者こそ
私たちは求めていると
明確に打ち出すことこそが求められていると思います。
人間はワクワクすることに集まってきます。
便利な場所ではなく、まなびを実感できる場所に惹かれる
そして、集まった人で、新たな「まなび場」がつくられる
そうした魅力的な「まなび」の場を提供できるのが香川県
と打ち出していこうじゃありませんか。
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ホーム>政党・政治家>まいだ 晴彦 (マイダ ハルヒコ)>「村を捨てる教育」のままでは若者の県外流出は止まらない!教育を変えないと!!