2026/5/13
自民党統合医療推進議員連盟第29回総会では「地域共生社会における統合医療の役割」をテーマにつるかめ診療所、日本統合医療学会理事の鶴岡浩樹先生のお話をうかがいました。在宅医療の現場では、「富山の置き薬」「吸玉療法」「光線療法」などさまざまな機械を目にすることがあるといいます。在宅医療では「Cure治す」から「Care支える」という価値観が浸透してきており、地域包括ケアシステムの合言葉になってきています。

日本統合医療学会では統合医療は医療の受け手である「人」を中心とした医療システムと定義しています。「近代西洋医学に基づいた従来の枠を超えて、「人」の生老病死に関わり、種々の相補(補完)・代替医療を加味し、生きていくために不可欠な「衣・食・住」を基盤として、さらには自然環境や経済社会をも包含する医療システムである。」と記されています。
統合医療における「医療モデル」では「患者を中心とした、医療従事者の多職種連携による集学的チーム体制で多様な患者の疾病に対応しようとする」ものですが、これは狭義の統合医療であり、広義の統合医療は「社会モデル」として、生活者を中心とした疾病予防や健康増進が目的としたものになります。「地域住民を中心とした、地域コミュニティの多世代連携による多様な地域住民の生活の質(QOL)の向上を目指す」ものとなります。「医療モデル」と「社会モデル」は互いに補完し合いながら、有機的な繋がりの中で機能することが期待されています。「社会モデル」ではエビデンスの蓄積は簡単ではありませんが、地域コミュニティにおける社会的資源を活かしたり、新たに地域資源を創出したりすることで、地域住民の健康に寄与していることが重視されればと思っています。「高齢者の通いの場」「認知症や高齢者にやさしい地域づくり」「プライマリ・ケア」「健康日本21」など現時点である施策を重層的に活かして、心豊かな暮らし(ウェルビーイング)を進めていきたいと考えています。
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ホーム>政党・政治家>牧島 かれん (マキシマ カレン)>統合医療、地域共生社会、在宅医療、地域包括ケアシステム、社会モデル、医療モデル