2026/8/10
まだ暑い日が続いていますが、函館の街路樹が少しずつ色づき始めました。
郊外を走ると、道路脇にはススキが茂っています。
暦の上では、もう秋。
人間にはまだ夏の暑さが残っているように感じられますが、植物たちは季節の移ろいを敏感に感じ取り、確実に秋へと向かっています。
暑さの中にも、次の季節の気配があります。
1)無関心ではダメ
昨日、出席したある会合で、主催者の方から参加者に対し、「無関心ではダメだ」という話がありました。
戦争になるのか、ならないのか。
戦争をする国になるのか、しない国であり続けるのか。
それは政治家だけが決めることではなく、有権者一人ひとりの関心、あるいは無関心にも大きく左右されるというのです。
全くその通りだと思います。
政治や政策に関心を持つこと。
社会で何が起きているのかを知ろうとすること。
そして、主権者として考え、しっかりと一票を投ずること。
選挙の一票は、単に政治家を選ぶだけのものではありません。
私たちがどのような社会をつくり、どのような未来を次の世代に残すのか、その意思を示すものでもあります。
特に、戦争と平和に関わる問題では、政治への無関心が取り返しのつかない結果につながることがあります。
「無関心ではダメだ」。
昨日聞いたこの言葉を、改めて重く受け止めています。
平和を守るためにも、政治を一部の人だけのものにしない。
一人ひとりが関心を持ち、考え、意思を示す。
その積み重ねが、民主主義を支え、戦争をさせない大きな力になるのだと思います。
一方で、今の時代には、別の怖さも感じています。
先日、ある旅番組を見ていると、有名なタレントが、あるラーメン店を「おいしい」と紹介した途端、その店に行列ができたという話がありました。
グルメの世界では、こうしたことは珍しくありません。
それはある意味、微笑ましいことでもあり、「そういうものなのだろう」と思います。
しかし、政治の判断までこの調子では困ります。
誰かが言ったから。
ネットで話題になっているから。
多くの人がそう言っているから。
それだけで政治的な判断をしてしまうのは危ういことです。
関心を持つことは大切です。
しかし、それと同時に、ある課題について流布されている言説が本当に真っ当なものなのか、事実に基づいているのかを見極める力も必要です。
特に今は、SNSをはじめとするネット空間を、膨大な情報が瞬時に駆け巡ります。
事実もあれば、誤った情報もあります。
意図的に人々の感情を刺激する情報もあります。
だからこそ、情報をそのまま受け取るのではなく、「本当にそうなのか」と一度立ち止まって考えることが大切です。
異なる意見にも触れ、事実を確かめ、独善的な判断をしないこと。
その力を養うためにも、日頃から政治や社会の課題に関心を持ち続けることが必要です。
無関心でいないこと。
そして、関心を持った上で、自分で確かめ、自分で考え、その判断が本当に正しいのか、さらに確認すること。
この二つが、民主主義を健全に機能させ、平和な社会を次の世代につないでいくために、ますます重要になっていると感じています。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年8月10日 その6923『逢坂誠二の徒然日記』8620回】
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