2026/5/1
今日から5月です。新年度になって新しい職場、新しい学校など、新たな環境で生活をスタートされた方も多いと思います。ひと月が経過し、少し落ち着き始めた頃でしょうか。
1)六ヶ所再処理工場
改めて六ヶ所再処理工場のことが頭から離れません。
使用済み核燃料を再処理し、プルトニウムなどを取り出すためのこの施設は、青森県六ヶ所村にあります。建設が始まったのは1993年。すでに30年以上が経過していますが、いまだ完成には至っていません。竣工は27回も延期され、ここまで長期化した事業は極めて異例です。
東日本大震災後に導入された新たな規制基準については、2020年に「設計としては適合」と判断されました。しかし、これはあくまで設計段階の話であり、実際の工事が終わり、安全に稼働できる状態になったわけではありません。
さらに気になるのは、2006年から実際の使用済み核燃料を用いた試験、いわゆるアクティブ試験が行われてきたことです。その結果、施設内には高い放射線量の区域が存在し、人が容易に近づくことのできない場所もあります。
再処理という工程は、強い放射線を帯びた液体を扱うという特性があり、もともと高度で困難な技術です。その上で、設備の改修や耐震対応を行う必要があるにもかかわらず、作業自体が容易ではない、いや作業がほぼ不可能な環境が存在しているのです。つまり耐震化工事ができない領域があるのです。
そして何より、この事業にはこれまでに巨額の国民負担が投入され、今なおコストが積み上がり続けています。完成の見通しが立たないまま、さらに資金を投入し続けることが本当に合理的なのか、冷静に検証する必要があります。
この工場のことだけを考えても、核燃料サイクル政策そのものをどうするのかも含め、いま一度立ち止まり、現実に即した判断を行うべき時期に来ているのです。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
【26年5月1日 その6822『逢坂誠二の徒然日記』8519回】
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