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ヘリウム

2026/4/17

ホルムズ海峡に関連して、液体ヘリウムの供給も問題になっています。

ヘリウムは、用途として、医療機器のMRI、半導体や光ファイバーの製造、溶接、宇宙関連、あるいは風船などに使われています。

2025年度の世界のヘリウム市場は、1億8000万立方メートル、そのうち北米、特にアメリカが市場全体の43%を占め、中国、韓国、台湾、日本、インドなどのアジア・オセアニアが35%、欧州が18%、その他3%となっています。

世界では、用途別ではMRIに使われるヘリウムが最も多く31%、半導体が23%等となっています。

日本ではヘリウムの需要が10年前と比べて3割程度減って世界全体の4%程度となり、中国、韓国や台湾よりも市場は小さく、半導体製造、MRI、光ファイバーの製造が大きな用途です。

半導体はロジックと比べてメモリーの生産にヘリウムが多く使われ、MRIはヘリウムを使わないタイプの機種の開発が進んでいます。

大気中にもヘリウムは含まれていますが、わずか5ppmしかないため、アメリカ、カタール、アルジェリア、ロシア、中国、ポーランドの主要6カ国で天然ガスの精製に付随して生産されるヘリウムが使われています。

ヘリウムの生産量は北米が最も多く、約50%です。

近年、カタールが生産量を増やし、全体の35%を占めるようになりましたが、3月4日から出荷が止まり、15ある生産ラインのうち2ラインが破壊され、復旧には数年かかる見通しと言われます。

これからロシア、中国からの供給が伸びてくることになります。

日本に輸入されているヘリウムは65%がアメリカ、35%がカタールからですが、3月4日からカタール産のヘリウムの供給が止まっています。

今後、中国やアルジェリアからの輸入も模索することになるでしょう。

ヘリウムの価格は2022年と比べて、2倍半近く上がってきたところに今回のホルムズ海峡の問題がもちあがり、さらなる価格の上昇と供給の問題が出てくると容易に推測されます。

日本でも民間の備蓄施設を強化するなどの対応が計画されています。

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河野 太郎

河野 太郎

選挙 第51回衆議院議員選挙 2026年 (2026/02/08)
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肩書 元外務大臣、元防衛大臣、元デジタル大臣、元湘南ベルマーレ代表取締役
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