2026/6/23
私が提唱してきた雇用・労働分野のDX化と、個人のリスキリング支援の基盤整備について、厚生労働省において具体的な取組が進んでいます。
第一に、雇用関係助成金の申請に関する企業負担の軽減です。
令和8年4月から、雇用関係助成金ポータルの機能が拡充され、助成を申請する対象労働者を検索・選択することで、雇用保険被保険者番号、氏名等の情報が入力された対象労働者一覧の様式が自動生成される仕組みが追加されます。
これにより、申請に必要な事務作業の効率化が期待されます。
今後は、各企業が人事労務管理ソフトで管理している賃金台帳、出勤簿等の情報について、助成金申請に必要な情報を活用できる仕組みを、官民連携のもとで検討していくことが重要です。
第二に、個人のキャリアアップとリスキリングを支える情報基盤の整備です。
厚生労働省は3月13日、労働に関するさまざまな情報を、個人や企業のニーズに合わせて案内するポータルサイト「みんなの労働ナビ」を開設しました。
このサイトでは、求職者、在職者、企業・事業主、支援者など、それぞれの立場に応じて、職業、職場、スキルアップ、キャリア形成、支援策などの情報にアクセスできる構成となっています。
雇用・労働分野のDX化は、単なる手続きの電子化にとどまりません。
企業の事務負担を軽減し、働く人の学び直しと能力発揮を支え、強い経済の実現につなげるための重要な基盤です。
引き続き、現場の声を踏まえながら、働く人、企業、地域経済を支える現実に即した政策を進めてまいります。


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