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103万円の壁、税制改正……「いつやるの?今でしょ」国民民主党・古川元久代表代行が交渉の裏側を激白!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2024/12/19

選挙ドットコム編集部

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2024年12月18日に公開された動画のテーマは「103万の壁議論の行方!調整の裏側とは」

ゲストに国民民主党の古川元久代表代行を迎え、現在国会で議論されている「103万円の壁」問題の裏側を解説いただきます。多忙を極めながらもタフな交渉を続ける古川氏の「戦いかた」にもご注目ください!

【このトピックのポイント】

  • 「103万円の壁」の議論が進まない理由
  • 与党に時間感覚が欠如するのは
  • 野党第三党としての戦い方とは

「国民民主党は与党ではない」103万円の壁の議論をまとめるのは誰か?

今国会で議論されている、「103万円の壁」。人手不足の中、所得税や社会保険の額と手取り収入のバランスを見て働き控えをする就労調整と、経済変化の中、国民の懐をどう潤すかが問題になっています。

国民民主党が提示する178万円から、自民党は遠く離れた金額を提示しています。

古川元久氏「向こうからすると、とりあえずというかもしれませんけれど、こっちからいうと今のこの時点でこの数字でしょ。まとめる気があるのかな」

与党側も、後ろにいる役所も状況についていっていない、理解ができていないと指摘します。

古川氏は、国民民主党は与党ではないと繰り返し強調します。

古川氏「(国民民主党は)来年の政府与党がまとめる税法に賛成するかどうかの材料として、協議している。予算が通ったとしても、裏付けになる税法を取らない限りは執行できない。表裏一体をなす税法について、国民民主党が賛成するかどうか判断するための交渉」

国民民主党としては、政府与党案を無理にまとめなくても、来年出てきたところで賛否を判断すればよいところ。

古川氏「この『103万円の壁』やガソリン減税など、選挙で打ち出したものが入っていなければ予算案に賛成することはまずない。まとめなければいけないのは向こうの立場なんです」

古川氏は今の状況を日没でゲーム終了となるゴルフに例え、協議が途中で終わったら困るのは与党だと指摘。「ホントやる気あるのかな、話になりませんな」と語ります。

国民民主党が示す「178万円」の根拠は最低賃金の倍率が影響しますが、自民党の根拠は物価上昇にあります。違うロジックのため、どちらが適正であるかは、議論として平行線になりやすいと考えられます。

ただ、あくまでも方向を決めるのは与党であり、「こちらが絶対うちとやれという立場にはない」と古川氏は冷静です。

古川氏「178万円に限りなく近づいていくのなら、いろんな考えで足し合わせることだってダメだとは言っていない」

税制改正も「いつやるの?今でしょ」

自民党は、税制改正も事務的なことを考えると再来年だというけれど、今が大事と主張する古川氏。同級生の林修氏の言葉を引いて「いつやるの?今でしょ。一年後じゃ意味がないんです」と訴えます。

しかし、あくまでも「知恵は与党が出すべき」と冷静です。

古川氏「税制全体の議論に関わるつもりはないが、所得税を減税するからほかを増税するのでは意味がない。歳出を節約することだってあり得る」

たとえば、来年プライマリーバランスをプラスにするという財政健全化目標を先延ばしし、先に国民の懐を温かくしようとする方法もあります。ですが、「与党から知恵が出てこないうちにこちらから具体的に指摘するのも、そういう立場でもないと思っているんですよ」とコメント。

古川氏は、民主党政権で消費税増税に踏み切った時のことを振り返ります。

古川氏「かつて、基礎年金の国庫負担を3分の1から2分の1に引き上げた時、しばらくの間は国債を発行してつないだ。民主党政権で消費税を上げざるをえなくなったのは、その期限が当たってしまい、自民党政権時代に決めた消費税増税をやらざるをえなかったから」

石破総理も経済あっての財政という点は共有できている中、「財政健全化というけれど借金は増えるだけで景気はよくならない。同じことを言っていたのではだめじゃないかな」と語ります。

強大な自民党と戦うには「小手」を狙う

「103万円の壁」問題、これからのスケジュールは。

古川氏「今週いっぱいにまとまらないと……このままだと決裂という結論になりそうな」

その上で「衆参両方とも過半数を持っていない政権は半分死んでいるんですよ。何もできないのが基本」と指摘します。

古川氏「そこでやろうとするのなら、野党の言うことも聞かなければならない。野党からNOと言われたら、それはできないです」

かつて、参議院で過半数を取った民主党政権でも、実現できたのは野党がいいといった政策だけと指摘。そのことを「与党はわかってないんじゃないかなという感じがするんですよね」とつぶやきます。

今回の衆院選の際、まさに今の国民民主党の躍進を予言する発言をした古川氏。「うちの党が政策を実現できるチャンスが出てくるのは、こういう状況しかないなと思った」と振り返ります。

足し上げることで与党過半数を超えられる、最小議席数を持つ野党だったことも「運がいい」とコメントし、政策実現の可能性が近づいていると表情を引き締めます。

その上で、「実態はちっちゃいんで。そことやり合うには何でもできるなんて思ったら大間違い」と冷静に戦力を分析します。

自党の戦い方を剣道にたとえ、切っ先で自分の間合いを守りながら隙を見つけ出し、相手が打ってきた時のカウンターを目指すと説明します。

15年前(の民主党政権で)は300議席あっても苦しい政権運営だったと振り返る古川氏は、「28議席としての戦い方は小手を狙う」と締めくくりました。

動画本編はこちら!

「103万円の壁」国会議論を国民民主・古川代表代行が説明。与党はまとめる気がある?

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