れいわ新選組は7月31日、代表選挙を開票し、新代表に衆院議員の山本譲司(やまもと・じょうじ)氏を選出しました。同代表選挙は2019年の結党以来代表を務めてきた山本太郎氏の辞任に伴い、7月17日に告示されました。

結果は山本氏が最多の15.59票を獲得 阪口氏、石井氏が続く

代表選には山本氏、党副代表の阪口直人(さかぐち・なおと)氏と三鷹市議会議員の石井礼子(いしい・れいこ)氏の3人が立候補しました。

得票数は以下の通りです。

山本氏 15.59票
阪口氏 3.15票
石井氏 2.30票
※白票が1票

有権者数は党の発表によると①オーナーズ会員(6918人)・フレンズ会員3万0941人)②地方議員・予定候補者、参議院政策委員、政策委員・顧問(62人)③国会議員・役員(11人)ーーでした。フレンズ会員は最多得票者に1票が投じられ、オーナーズ会員地方議員・予定候補者等は3人の候補者へ得票比率に応じて按分、国会議員・役員は1人1票で計22票を争う選挙でした。

山本・新代表「ボトムアップの政党に」

山本氏は1962年9月20日生まれで、現在63歳。早稲田大学教育学部社会科社会科学専修卒業後、菅直人衆院議員の秘書を経て、1989年より都議会議員を2期務め、1996年に衆議院議員に初当選。しかし、衆院議員2期目途中の2001年に秘書給与詐取事件で実刑判決を受け服役。2026年衆院選で3期目の当選を果たしました。2026年2月から党幹事長・国対委員長を務めていました。

山本氏は選出後、以下のように語りました(一部抜粋)。

多くの皆さんにご支援をいただきました。たくさんの票をいただき、れいわ新選組の2代目の代表に就任をするということになるわけですが、まず最初に、この15日間の選挙戦で共に議論を交わした阪口候補、そして石井候補に心から御礼と敬意を表させていただきたいと思います。今後の党運営にこの間の議論が実りあるものとなると私は確信をいたしております。いろんな意見を頂戴いたしました。それを盗んでしまう(笑)かもしれませんが、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

今、本当にこの国というのは大変な状況ですよ。大政翼賛政治のもとに、今日も国家情報局というものが設置をされました。その国家情報会議設置法案でありますとか、国旗損壊法案、個人の思想に介入をして一人ひとりの国民の自由を縛り付ける、脅かすような法律を9割ぐらいの勢力でどんどん笑いながら通していくんですね。

自由だけじゃないですよ。今は生命、健康、これが脅かされているんです。私はサバイバーです。本当に高額療養費制度というもので助かったんです。治療を続けられたんです。命を長らえることができたんです。その命綱であるこの制度も、患者負担をどんどんどんどんアップしていく、OTC類似薬の保険給付も外していく。あるいは高齢者の皆さんの医療費窓口負担を3割に全部統一していくとか、介護保険の2割負担も拡大していくという中で、本当に危ないんですよ。

こういう今の流れに、ぜひ私達れいわ新選組がこの間掲げて戦ってきた政策、これは間違いないと思うんです。失われた30年を取り戻すために、当たり前のように消費税廃止は言い続けなくてはならないんです。個人消費を伸ばしていかなきゃならないんです。そういう経済理論もしっかりと訴えていきたいと思いますよ。

お金がないから介護・福祉を後退させるんじゃない。これは本当に成長産業にしていけばいいんですよ。ヘルパーの人たち、保育の人たち、みんなちゃんとお金を使えるようにしていけば経済は回っていくんですね。

あとやっぱり今危ないのは原発ですね。あの3.11の反省はどこに行ったんでしょう。原発を推進しようという勢力がどんどんのしかかっていますよ。これに絶対反対する、歯止めをかける、こういったれいわ新選組の政策というのは間違っていなかったどころか、今後ますます輝きを増すと思っております。

ぜひこういった政策を、これからボトムアップで作っていきたいと思うんです。地域組織というのは、単に選挙のためだけではないんです。本当に身近な地域での問題を吸い上げてそれを政策としていく、そして国会で、地方議会で連携して政策を作る、一体感、チームとしての政党が機能するような、そんな政党作りにしていきたいと考えております。

今月には党名変更も、新体制がスタート

れいわ新選組は今月中に党名変更を予定しており、新しい看板のもとで新体制のスタートを切ることになります。来年の統一地方選挙や国政選挙などを見据えた党の組織体制の強化、党勢拡大をいかに進めていくのかが注目されます。


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選挙ドットコム編集部

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