衆議院和歌山1区補欠選挙に立候補 山本貴平(やまもと・たかひら)氏の経歴・政策まとめ
2023/04/17
7月21日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、高市内閣の支持率の下落の要因を政治ジャーナリストの今野忍記者とMCの選挙芸人・山本期日前氏が分析・解説します。高支持率で発進した高市内閣のハネムーン期間が終わったのか?長期政権を築いた安倍政権との違いとは?
MC期日前氏:やっぱりこの週末話題になったのが高市内閣の支持率の件です。
今野記者:そう。総理のX(旧Twitter)もちょっと話題になっていますもんね。「総理就任以来、0時間〜3時間睡眠が常態化」で、「久々に5時間も睡眠を取れた」とか、縫製したり、シャツのアイロンをかけられましたとか。あれに枝野(幸男)さんとかが反応したりして、結構話題になっていますよ。
MC期日前氏:7月に入ってからの土日は、公邸で『骨太方針』『日本成長戦略』『地域未来戦略』に関する分厚い資料を早朝から深夜まで読み続け、2週目は与党審査で加筆修正された部分を熟読検討するなど、高市内閣が初めて骨太方針や概算要求段階から関われる令和9年度予算や本格的に取り組める中長期の成長戦略に向けて、半端ない情熱を注いでいました。」と投稿しています。公邸に戻ってから風呂掃除やいろんなことをやっていて、夜に関しては資料も読んでいると。睡眠時間が0時間から3時間睡眠が常態化していたけれど、久しぶりに5時間睡眠が今日取れました、という。
今野記者:ちょっと不安になりますよね。そんなに寝てないアピールをされちゃうと「大丈夫かな」という。
MC期日前氏:どこをメインにね、睡眠なのか、それとも後半の家事やアイロンの話なのか。
今野記者:ご本人もおっしゃっているからあんまりあれなんですけど、いつも安倍(晋三)さんと比べられると辛いとおっしゃっていたからあれなんですけど、やっぱり第一次安倍政権ってこんな感じでしたよね。夏休みも返上で働かれていた。
MC期日前氏:第1次ですか?
今野記者:第1次。第2次安倍政権はすごいよ。もう1週間夏休みを取っていた。
MC期日前氏:おお。
今野記者:かなりの部分の内政は菅(義偉)さんに丸投げして、安倍さんは外交・安全保障とかに集中するのと、判断のために自分の負担を抑えようとしていたよね。当時の野党がボロクソに批判したけれど、絶対公邸に住まなかった。住み慣れた富ヶ谷のコレクティブハウスみたいなちょっといいマンションから通われていたよね。
MC期日前氏:よく「ゴルフに何日間行った」と批判する人もいるじゃないですか。でも、やっぱりリフレッシュ期間みたいなものはちゃんと確保して。
今野記者:鳴沢村のご自身の別荘に行ってゴルフをやって、バーベキューで自分で焼きそばを作って総理番の記者たちに振る舞ったり、冗談を言ってみたり。そこに秘書官もいて、「この秘書官、居眠りしていたんですよ」とか言いながら。「ちょっと突っ込まれたから聞こうと思って振り返ったら、もう爆睡していてさ」とか言って。そうやって仲間をいじりながら良い雰囲気のチームを作っていた。
MC期日前氏:あ、そうなんですか。そういう雰囲気が。
今野記者:そうそう。温泉で富士山が見えるところがあるんですよ、僕も山梨勤務だったから。すごくいい温泉で、あそこにも入っていたから。SPたちも大変だったと思うけれど、変な遠慮はしないで戦略的に休んでいた感じがしますよね。(中略)高市総理は夏休みみたいなまとまった休みを取るという話も出ていないもんね。元々そういうスタイルだけど、急にそういう投稿をされると、やっぱり不安になる人は不安になるよね。(中略)唐突感があったことは否定できないですよね。急に夜中の10時半に投稿されるとね。休日の22時だから広報官とかを挟まず、ご自身で投稿したと思いますよ。
MC期日前氏:だから「枝野寝ろ」と言われていた枝野(幸男)さんが「寝た方がいい」という投稿をしているということですよ。(中略)今ちょっと話題になっているのが、毎日新聞さんだったり朝日系列のメディアだったりで、高市内閣の支持率が10%下がっていて、これが「どういう理由なんだ」と言われたりしています。選挙ドットコムがJX通信社さんとやっている調査でも、総理就任当初の2025年11月には支持率が70%で、今年7月には50.4%なので、この8ヶ月で20%ぐらい下落している状況になりますね。
今野記者:毎日新聞さんかどこかが「皇室典範ショック」みたいな報じ方をしていて、それに対してJXの米重(克洋)さんが「一部メディアの言う皇室典範ショックというのは当てはまらないんじゃないか」と。なぜなら、若い人の支持が落ちていて、年配層は割と変わっていないんですよね。元々若い人や無党派的な人たちが離れているという分析だから、皇室典範の改正とはちょっと繋がらないんじゃないかと。
米重さんの見立てを受けると、やっぱりインフレなんですよね。世界的に見てもインフレでどこの政権も苦しんでいるし、イギリスなんか政権交代しているしね。高市政権もそこは例外じゃないんじゃないのと。
あと、上山信一さんとかは、単にハネムーン期間が終わっただけで、そんなにガヤガヤ言う話じゃないんじゃないのという趣旨をXで投稿していた。ハネムーン期間というのは、政権を取って最初の100日ぐらいを新婚期間と見なして大目に見るという欧米の考え方ですね。確かに70%は高すぎますからね。今の物価高や経済状況を考えて、その責任の一端を担わざるを得ない政権として、支持率50%を超えているのはすごいことだと思いますけどね。
MC期日前氏:ベースが高いのは間違いないんですけど、一時期「もう何をやっても下がらないんじゃないか」と思われていましたよね。
今野記者:みんな忘れているだろうけど、文部科学大臣の議員会館不倫とかがあってもびくともしなかったよな。それぐらい強かったから、ハネムーンだったんじゃないかと。これには二つあると思っていて、一つは他の政権に比べると閣僚の不祥事が少なかったと思う。
もう一つは、なんだかんだ言って消費税までは政策決定が早いというイメージがあったと思う。例えば武器輸出の5類型の解禁とか、それによって新しい護衛艦の輸出が決まったり、ガソリンの暫定税率廃止も岸田政権・石破政権でなかなかできなかったことが高市政権になって決まったり。そういう実績があったけれど、逆に「じゃあなんで今落ちているのか」と言ったら、消費税減税の件もあると思うんですよね。これは支持している人も支持していない人もいるんだけど、何よりも「時間がかかっている」というイメージだと思うんですよね。
MC期日前氏:確かに言われてみれば、去年まではすごいく早かったですよね。予想していないところで「178万円の壁」とかがサプライズで下がったりもしました。
今野記者:消費減税は2月の選挙で約束して、党の公約は「検討の加速」だったけれど、一応高市総理は「年度内」とおっしゃっていて。来年4月開始だからそんなにズレてはいないんだけど、未だに国民会議でやっていて、「国民会議の議論を待っています」という党首討論での言い方だと、消費減税に関しては若干スピード感を感じなくなっているんだと思います。公約で決まっているんだからスパッとやってくれというのは、特に若い人やスピード感を求める人たちの意見としてありますよね。国会審議を飛ばしたのも、結構支持されていたじゃないですか。
MC期日前氏:衆院選で大勝して316議席も取ったんだから、もっと早くできるんじゃないかという見方が多いんじゃないかということですね。
今野記者:そしたらここに来て国会審議が止まったりしているんですよ。すべては、ずっと僕が言ってきた「参議院」という政権のリスク。僕は以前からマーケット、参議院、高市さんの健康状態の三つがリスクだという見方を言ってきたけど、参議院であらゆる法案が今スタックして、結局審議拒否に発展しました。定数削減と皇室典範の両方を出していたから衆議院も止まって1週間空転して、そういったものが総合的に影響してハネムーン期間の終わりと重なったのが今回の結果じゃないですかね。10ポイントも下がると「急落した」みたいに見える。
MC期日前氏:本来ハネムーン期間はもっと早めに下がるはずだったのが、衆院選で勝ったことによってまたジャンプアップしたんですよね。昨年11月から今年1月・2月のタイミングで下がってもおかしくなかったのが、衆院選で勝った後のハネムーン期間が足されたイメージなので、そこからしばらく下がってきている感じなんですかね。どこかで落ち着くとは思います。
今野記者:それが今の50%なのか、40%ぐらいまで下がるのか。安倍政権でも40代前半ぐらいでしたからね。トータルでいくと40代前半。今までが高かったから50%を切るとちょっとソワソワするけれど、40%台をキープしていれば。石破政権は普通に20%台でやっていましたから、支持率の低下がすべて退陣に繋がるわけではありません。ただ、高市さんは石破さんたちと一緒で自民党内の基盤が強いわけではないから。そこが安倍政権との違いでね。安倍さんは安倍派100人がドーンと党内にいたから、支持率が下がろうが何だろうが。衆議院で100人押さえていれば日本を支配できると、田中角栄さんも昔言っていたくらいですから。そこまでの盤石さはないよね。(中略)
MC期日前氏:高市さんを支持している人の中でも、日本保守党や参政党、国民民主党支持層がはがれてきている。
今野記者:チームみらいもそうだけど、選挙が終わった直後は(支持率が)高いけれど、だんだん落ち着いて離れていくよね。チームみらいも最初6%ぐらいあったのが今2%ぐらいでしょう。
MC期日前氏:結局、野党の支持率が上がっているかというと、そういうわけでもないんですよね。
今野記者:そこはすごく大事で、「支持率が20%下がった、大変だ」と言うけれど、じゃあ野党が上がったかというと野党も下がっているからね。中道なんか視力検査みたいになっているだろう。
MC期日前氏:結局、無党派層が政治的な話題の落ち着きに伴って戻ってきたという。逆に言うと、内閣支持率が高い時に自民党が地方選ですごく勝っていたかというと、そういうわけでもない。
今野記者:そう、地方選は負け続けている。だから元々自民党へのロイヤリティはそんなに高くなくて、「高市さんだから」という人が多かった。だから国民民主や参政党、日本保守党に離れていった人たちと、消費税などの経済的な要因で離れた人たち。あと、福岡県議会の話題も一定効いていると考えています。裏金事件からの流れの、やっぱり自民党はお金に汚い政党というイメージが再び出てきて、ガチな自民党支持層ではない無党派の人たちが離れつつあるんじゃないかなという感じはするよね。
MC期日前氏:これが福岡にとどまるのか全国に飛び火するのか。
今野記者:議長が1年で互選している議会は怪しまれそうだね。
MC期日前氏:「自分の地域も調べてみよう」となって、そういうのが他でも出てくるのかどうか、そういったところも影響するのかなと思うので、このあたりがどういう展開になるのか気になりますね。
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