
6月2日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、中道改革連合幹事長の階猛衆院議員がゲストに登場!党名変更と3党合流のタイミング、そしてリベラル勢力が陥りやすい「アリの一穴」を乗り越えた先に目指すトライ&エラーできる政党とは?政治ジャーナリストの今野忍記者が伺います。
MC今野記者:選挙ドットコムで開いた党首選討論会の時に小川さんと階さんの間で一番違いが浮き彫りになったのがあの階さんが代表になったら党名を変えるって言ったことです。党名変更の話はその後あんまり出てこないですか?
階氏:いやいや、この総括の中でもタイミングを見て党名変更も検討と書いてます。
MC今野記者:やるなら早くやった方がいいですよね。
階氏:ただ、参議院側の立憲民主党と公明党が合流することが現実化すると、その時が党名を変えるチャンス。そこで、再スタートというのが一番美しいんじゃないかなとは思ってます。
MC今野記者:では、一番皆さんが心配されているのは衆院は中道改革連合、参院は立憲民主党と公明党で、時たま法案の対応が違ったりするんですよね。今回だと国家情報会議設置法案。僕が聞いてるのは、中道が附帯決議にプライバシーとか第三者委員会をちゃんとやりなさいよってことを入れて、一応賛成したんですね。参院に行くと、立憲の支援者の方から「(中道は)なにを賛成してるんだ」と結構来るらしいですね。結局、公明は賛成するけど、立憲は反対にまわることになった。

階氏:衆議院で審議してる時に三つの党で話し合ってる段階では、参議院になったら野党が多いので修正とかもあり得るよねということで、修正があり得うるのであれば賛成も可能だよね、という話はあったみたいです。
MC今野記者 ああ、なるほどね。衆議院は圧倒的に自民が強いからなかなか戦えないけど、参議院に行けば少数与党で(与党は過半数から)4議席足りないから色々バーゲニングパワーあるよねと。
階氏:だから最終的には賛成で足並みが揃うよねという目論見だったんですけど、参議院で残念ながら野党がバラけたこともありました。
MC今野記者:国民民主党や参政党が早々と向こう(賛成)にまわっちゃったんですよね。だからもう数的には向こうが足りるから。
階氏:そうなんですよね。だからもう修正も難しい中でなかなか支援者から、今おっしゃってようなファックスだのメールだのがだいぶ来たらしいですね。

MC今野記者:熱心でコアな支持層がいらっしゃることは別に僕悪いことだと思わないです。むしろ、そういう人たちが立憲民主党とか、いわゆる日本のリベラルを支えてるから。本当に言いづらいんだけど、僕の前にいた新聞社にそっくりなんですよ。あそこもやっぱコアな読者いるから、そこのお客様オフィスへ来る声って無視できないんですよね。やはり民間企業ですから。なるべく無党派というかあんま思想性がない人たちの方が多いからそっちにウイングを広げたいんだけど、どうしてもコアの人たちから苦情が来るんで。
階氏:でも、朝日新聞も我々の中道改革連合も、いわゆる保守かリベラルかと言えばリベラルじゃないですか?リベラルを自称する人は理想主義というか、でもリベラルっていうのは寛容なはずなんですよ。
MC今野記者:本来は寛容なはずなんですけど、やっぱり自分たちの意見が合わないとダメだと。
階氏:私は寛容という意味のリベラルでありたいといつも思ってます。(中略)さっきの国家情報会議の話もそうなんだけど、リベラルの自分の信念を貫く人のよくある意見は、個別の問題に限って言えば許容できるかもしれないけど、そこからアリの一穴になるみたいなそういう言い方をしますよね。
MC今野記者:集団的自衛権の時もそうでした。
階氏:憲法改正の議論についても指1本触れるべきじゃないっていうアリの一穴論です。なかなか事前には分からないじゃない。だから反論がしづらいっていうのが確かにあると思うんですよ。

MC今野記者:確かに。だからそこに分断が起きちゃうわけですね。(中略)でも、幹事長だからこそお伝えしたいんですが、アリの一穴論から離れないと教条主義的な政党になりかねない。日本で与党として政権運営ができるのかなっていう不安も感じるじゃないですか。そこはどうですか?アリの一穴も大事なんですよ。でも、それはリベラルの中規模政党ではありだと思うんだけど、中道が本当に政権交代可能な二大政党制を目指す時には?やはり旧民主党は融通無碍なところがあったんですよね。
階氏:結局、ことなかれ主義で行くのか、トライアンドエラーで行くのかっていうことだと思うんですよ。私はトライアンドエラーの政党が良いんじゃないかなと思うんですね。これだけ世の中が複雑化していて、変化も激しいわけだから、失敗しない方が困難です。だからある程度、失敗することはやむを得ないんだけど、失敗したらちゃんと学ぼうよと。二度と失敗を繰り返さないで、正しい方向に行こうよ。そういう想いで、今回も総括とかに取り組んでますけど、やっぱその姿勢があれば今はこの人たちは頼りないけれど、段々良くなるだろうと思っていただけるように今の話とかも、最初からことなかれ主義でトライしないんじゃなくてトライはする、もしそれでまずいことになったらちゃんと直す。それで信頼を得ていくような政党にできればなと思いますけどね。
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