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【記者解説】トランプ大統領「石器時代」発言と停戦の不透明さ/ホルムズ海峡に「友好度別」の通行料

2026/4/6

選挙ドットコム編集部

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4月3日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、MCの選挙芸人・山本期日前氏と、元朝日新聞記者・今野忍氏が、緊迫する米イラン情勢に伴う停戦交渉の行方やホルムズ海峡の「通行料」を巡る最新情報について詳報します。

今野記者:戦争が始まって1カ月という初めての区切りで個別インタビューには答えたけど、国民に向けてテレビで大統領が演説するって、結構アメリカで多いじゃないですか。色んな人がこれまでやってきてるし、アメリカでは結構普通なことなんですけど、今回はやっと初めてなんです。そこで、今後2、3週間のうちに、イランを「石器時代」に逆戻りさせると。

MC期日前氏:これすごいですよ。

今野記者:「石器時代」ってワードはね、これレビット報道官とか、ま、トランプ政権界隈が結構使ってたんだけど。

MC期日前氏:あ、あるあるなんですね。割と使いがちな。

今野記者:意味するところは「電力インフラを全部破壊してやる」ってことだよね。

MC期日前氏:ああ。だから電源とか電気がつかないような形にしてやると。

今野記者:まあ、電力に限らないから。今日は橋を1個ね、非常にインフラとしては大事な交通インフラも含めて。だから、石器時代に戻してやるっていうのは、もう爆撃をしまくるってことで。インフラとかさ、特に電力とかの破壊は、戦争で民間人のインフラ破壊をやっちゃいけない。で、今ロシアのプーチン大統領も、ウクライナに対してやってんだよ。

MC期日前氏:うん。

今野記者:ウクライナはこの冬は何十年に1回の寒さが厳しい年で。キーウの郊外でもマイナス20度とかになる。電力インフラを破壊されるからさ、シャワーが浴びれないとか。だってシャワー浴びてて水になったら死んじゃうから。命がけでシャワー浴びなきゃいけない。停電がいつ起きるかわかんないから。暖房ができないから、家の中で何重も毛布に包まることになってる。

MC期日前氏:えぇ…。うわあ…。

今野記者:そういう非人道的なことは戦争中はやっちゃいけないんですよ。ただ、プーチンがウクライナにやってんのは、ウクライナの人たちに「もう戦争これ以上続けるの嫌だ」と思わせて世論を喚起するためだし。イランの場合も、トランプ大統領が空軍の戦闘機も海軍の艦船も全て破壊したんだよね。もう破壊するものなくなっちゃったんだよ。それで民間のそのインフラにいくわけよ。

MC期日前氏:それで橋が…。「停戦」とか言ってたけど、結局攻撃はするんすね。

今野記者:そうだね。攻撃をして、だから「軍事目標」を何に置くかなんだよね。トランプ大統領は最初「体制転換」だったじゃん。アメリカにはもうジョークとして、「どうすれば停戦するか」「この戦争の目的はそもそも何なのか」「誰がわかる? 誰もわかんない」「トランプ本人も実は分かってないんじゃないか」みたいに、ジョークというかそういう風に言われちゃうぐらい。最初はイランの「体制転換」って言ってたんだよね。ベネズエラみたいにさ、トップを一網打尽にできるわけじゃん。

ネタニヤフ(イスラエル首相)に言われてさ、「ここを攻撃すればハメネイ師以下、革命防衛隊の幹部がみんな集まってるところを一網打尽にできる」って言って、乗ったわけだけど。体制転換で民衆が決起すれば、クーデターが起きて宗教革命の政権を倒せるみたいに思ったんだけど、残念ながらそれは起きなかった。

(中略)

MC期日前氏:これ今野さん見てて、やっぱまだまだ(終息まで)かかると思います?

今野記者:あの、一旦2週間以内に終わるんじゃないですか? ただ、今言ったように、完全な停戦にするには、そこまで完全にイスラエルを抑えられるかとか、イランもヒズボラを抑えられるかとか。結局ヒズボラとイスラエルでなんかちょっと小競り合いみたいのが起きちゃうと。

MC期日前氏:過激派組織がいて、そこが動いちゃうとまたそれが広がってっちゃったりとか、そういったことがあるわけですよね。

今野記者:あとホルムズ海峡、ここ通れるようになったんだよ。で、すごいよ。イランが通行料を取るんだよ。しかも、ちゃんとした日本の地下鉄みたいに、料金設定をすごい丁寧にされていてですね。イランにとっての敵か味方かでレベルを1から4ぐらいに分けて、料金が違うっていう。

MC期日前氏:ああー、なるほど。

今野記者: そう。「もうそこまでちゃんとやりますか」ぐらいちゃんとした料金表があるらしい。それで革命防衛隊が「通すか通さないか」を決めるから。

MC期日前氏:そっか。それがあるわけなんですね。

今野記者:そう。だから日本も、レベル1かレベル4かどれぐらいなのか。一隻のタンカー通るのに3億円くらい払わなきゃいけないらしいよ。「1バレル1ドル」とかにしたら。

MC期日前氏:あ、そっか。大量に積んでるから、その分大量に金がかかる。イランはどんどん稼げるし……海賊じゃないですか?

今野記者:海賊だよ。だから結局、今回トランプ大統領がやったことで、ホルムズ海峡で、イランの革命防衛隊が(通行料を)取ってんだよ。革命防衛隊がもう仕切って、全部情報も把握して「この船がどこの船だ」とかも全部突き止められるぐらい優秀らしいよ。

MC期日前氏: うわあ。

今野記者:だから、例えばアメリカの船を偽って「これが中国の船です」とやっても見破れるらしい。

MC期日前氏:ええー。

今野記者:ま、あるじゃん、車のナンバーじゃないけど。だから偽装できないらしいよ、本当に。

MC期日前氏:ここを通る国がどのランクになるのかっていうのは、マジで外交努力になってくるんで、そこで結構国内の世論とかにもだいぶ影響与えそうですよね。それがダイレクトに物価とかにも影響する可能性があるから。

今野記者:そう。だから本当、日本はここを95%通ってるから。ここを通るとなると、ちゃんと停戦するまで通れないっていうリスクと、停戦してもそういうリスクが残る。

MC期日前氏:5段階。

今野記者:これをアメリカとイランの停戦の時にどういう条件になるのか。一旦2週間くらいで、4月中旬までには、そういう交渉をすると思うけど。アメリカはイランと交渉したいと言っているんだけど。イラン側は交渉しないっていうわけ。交渉しないって言いながら、イランのアラグチ外務大臣がウィトコフ特使と直接連絡は取っているとも言っているんだよね。何か交渉しているとは言えない事情があるんだろうけど、連絡は取っている。だからもう少し様子を見てみる必要がある。

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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