
3月19日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、緊迫する中東情勢下で3月20日未明(日本時間)に行われる日米首脳会談を取り上げました。憲法9条の制約を抱える日本は、対中牽制に向けた同盟強化と自衛隊派遣のジレンマにどう立ち向かうのか。MCの産経新聞編集長・水内茂幸記者と政治ジャーナリストの今野忍記者が解説します。
MC水内茂幸記者(以下、MC水内記者):いよいよ日米首脳会談ですね。今このままのタイムスケジュールだと20日の午前、日本時間の午前 0時過ぎからトランプ大統領との会談が始まる。結構世界が注目している。

今野忍記者(以下、今野記者):こうなってから世界の主要国で対談するのは初めてだよね。(中略)元々は「対中国」で、米中首脳会談が3月末からの予定だったから、勝手に中国とディールされて日本外されたらたまらないってことで、その前にどうしてもと日本の外務省も頑張ってねじ込んだ会談なんですよね。そしたらその後、なんと米中(会談)は 1カ月延期になり、こっち(日本)は行く方だからこっちだけ残っちゃって。(中略)ここで行くと、今度何が起きるかって言うと、元々は対中国の話だったから「日米同盟は揺るぎない同盟、中国よりも日本が大事でしょ」と念を押さなさなきゃいけないから、「日米は共にある」みたいな熱い友情を確認する会談だけど、米国と距離を縮めると「じゃあ友情があるんだからホルムズ海峡行ってこい」と、(米国と)距離を置けば今度は中国が……、このジレンマをどう乗り越えるかです。

MC水内記者:そうだね、G7の他の国だってちょっと(アメリカと)距離を置く国が多いけれども、日本がどういう風に出るのか、それで注目をされていますね。
今野記者:日本はやっぱりね、憲法9条の制約があるから、他の国みたいに政治決断だけで、停戦も曖昧なところに自衛隊を派遣することはできないですし、法律的にできることできないことがある。
MC水内記者:今日実はここに来るまでに、官邸関係者に取材をしてきたんですけども、やっぱりもう今の状況だと、その法律的にできることできないことを精査してるんだけれども、これまでに日本がホルムズ海峡とかに艦船を派遣したりしているのは軒並み戦争がもう終結してる時でね。
今野記者:海賊対処でアデン湾に行った時もそうだし、湾岸戦争後に機雷除去に行った時も停戦してましたね。
MC水内記者:だからまだ戦争が続いてる状況だとやれることなんかはもうほとんどない。要するに、ペルシャ湾のホルムズ海峡より内側に入ることは、法律的には今ほとんどできないだろうと。

今野記者:そう。で、仮に停戦したとしても分からないじゃないですか。トランプ大統領は「停戦」しても、あのガザがそうでしたけど局所的にイスラエルは攻撃してハマスも反撃するってあったから。今回もイスラエルが攻撃して、革命防衛隊が反撃する、もしくは無人機を飛ばすってことはあるかもしんないから。そうすると、トランプ大統領は「停戦だ」と言ったとしても、完全な停戦状態になるかどうかはまた別問題なんですよね。
MC水内記者:だから、そうなってくるとなかなか自衛隊として出すのが難しいとは思うんだけれども、ただ他方で、こういうのは、事前に話をしていて。今野さんがおっしゃったように、アメリカからも日中韓、特に日本は95%の原油を、ホルムズ海峡を通過するタンカーに依存してるだろうっていうので最初に名指しされたりとかしてやってた割にはもう支援は必要ないと言ってみたりとかしてるんだけれども、実際、今日の会談のふたを開けてみないと、トランプがどういう風に言ってくるかあんまり予測がつかない部分もやっぱりあるっていうことですよね。
今野記者:かなり予見可能性は低いですよ。「言ってこない」けど、それは「何も求めてない」とはまた別問題だから。「言ってこないから何もしなくていいのか」って言ったら、よくそれで嫁に怒られてるでしょ。
MC水内記者:いや、怒られますよ。なんか「察しろ」とか。
今野記者:「察しろ」って言われない?
MC水内記者:言われます。
今野記者:あれ何なんだろう、「察しろ」ってな。無理だろ。
MC水内記者:「ここで察しろって言われてわからないってことは、あなた日頃から私に関心がなくてよく見てないからでしょ」と怒られる。
今野記者:そう、そう、そう、そう。それよく言われるんだよ。で、過去の話に遡って、延々と怒られると。
MC水内記者:ああ~、そうですね。

今野記者:そこでなんか言い返しそうものなら……
MC水内記者:1.5倍、2倍ぐらいになって返ってくる。
今野記者:俺の「存立危機事態」になるから。
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