公明党・岡本三成政調会長が語る「下野」の覚悟!背中を押す野党への転身とは?

2025/12/17

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選挙ドットコム編集部

12月13日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」は、公明党政調会長の岡本三成衆院議員がゲストに登場!自公連立政権の一翼を長年担ってきた公明党はいま、大きな転換点を迎えています。衆院選、都議選、参院選と続いた国政・地方選挙での「3連敗」を受け、「連立を離脱したというよりは、下野したという感覚」と断言します。なぜあえて「野党」として進む道を選び、そこでどのような政策実現を目指そうとしているのか伺いました。

「自民党に文句を言わずついていく」イメージからの脱却

岡本氏は、近年の選挙戦で有権者のなかに焼き付いていたのは、「悪いことばかりする自民党と、それに文句も言わずひたすらついていく公明党」というネガティブなイメージが焼き付いたことが敗因につながっただったと指摘する。

また、失われた30年と呼ばれる経済停滞のなかで、政権与党としての責任を問う声も痛感していたという。「それほど良い政策があるなら、なぜ今までやらなかったのか」という有権者の問いに対し、岡本氏は党内で「民意に対する責任の取り方として一度下野すべきじゃないか」と主張したと明かします。

「野党に政権を一回委ねて、ゼロから政策を組み上げ、国民と対話をする中でもう一回政権を預けたいと思っていただけるようにすることが民意に対する誠実な対応ではないか」との考えたからです。

この「下野」という言葉には、単に政権の枠組みから外れたという意味以上の、党再生に向けた強い決意が込められている。

背中を押す野党への転身!与党には最もキツイ球を投げる

現在の公明党は、政権を外から揺さぶる「典型的な野党」とは一線を画します。岡本氏が掲げるのは、政府与党の「背中を押す」スタイルです。

かつて与党の政調会長として1年間、少数与党の舵取りを経験した岡本氏は、野党の賛成がなければ予算も法律も通らないため、他党の主張を飲むために自分たちの政策を我慢させられることも多かったと振り返ります。

しかし野党になった今、政府や自民党が真っ先に公明党へ相談に来る中で「頑張れば取れる、一番キツイとこに球を投げに行きます」との姿勢で、政策実現に向けた交渉に臨んでいるといいます。

実際に、物価高対策を柱とする補正予算案の議論においても、公明党は単なる反対ではなく「組み替え動議」を提出し、食料品高騰への対策強化を迫りました。

ただし、野党への転身は、物理的な忙しさも増えたといいます。与党時代は官僚が用意したメリット・デメリットの分析資料を基に判断を下すことができた、いわば、下準備が整った「まな板の上の料理」をどう仕上げるかという作業でしたが、「今は出汁(だし)を取り、魚を三枚に下ろすところから自分たちでやっている」と岡本氏は例えます。そこには「好きな玉だけを打つ」のではなく、全方位で政策を進めるという姿勢が示されています。

中道改革の「軸」として、サイレントマジョリティーに届く政治を

公明党は、中道改革の旗のもと、来年秋に向けた新たなビジョンとして「与野党の結集軸」を打ち出しています。過激な言動が注目を集めやすい現代の政治状況において、冷静な「サイレントマジョリティー」が求める「持続可能な政治を前に進めていく、その核になっていきたい」と語ります。

その一環として、GDP(国内総生産)の総額ではなく「1人当たりGDP」を政策目標の主軸に置くことを提唱します。経済のために人間があるのではなく、1人ひとりの幸せのために経済があるという「人間主義」への回帰を訴えます。

さらに、国会議員の年代で最も多い昭和40年生まれの議員を中心に、政党の役割や政治家の使命を問い直すための超党派の勉強会を立ち上げる動きも加速させています。「学べば学ぶほど人間主義に行き着く」と力を込めます。

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選挙ドットコム編集部

2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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