【詳細解説】内閣支持率、与党支持率はともに下落 東京オリンピック・パラリンピックは「中止」45%=選挙ドットコム・JX通信社合同調査(JX通信社・米重克洋)
2021/05/20
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。2025年6月17日に公開された動画では、6月のハイブリッド調査結果を発表!
ゲストにJX通信社代表の米重克洋氏をお招きし、毎月恒例の電話とネットのハイブリッドで行う最新の調査結果をご紹介します。
先月は、全体的に小動きでした。
調査のタイミングは、国民民主党が山尾しおり氏や須藤元気氏を公認したとの発表直後。この時点では、国民民主党の支持率は多少下がったものの、大きな動きはありませんでした。
前回から今回の調査までの1カ月間に起きた主なトピックは以下の通りです。
今年は参院選と都議選が重なる年であり、選挙に向けての活動が活発化してきています。
都議会議員選挙の結果次第で、「勝った、躍進した」と言われる政党は参院選に弾みがつき、逆に「負けた、イマイチだった」と評価されると参院選に向けては相当なダメージになります。
米重氏は「参院選に向けて、都議選は非常に重要な選挙になる」と述べました。
最新の政党支持率の結果を見ていきましょう。
今回の注目ポイントは、電話・ネットともに支持率が下がった国民民主党です。
米重氏は、下落の原因について、「山尾氏の擁立から公認見送りの問題が影響したものと考えるのが自然だ」と指摘しました。
一方で、ネット調査において参政党の数字が上がっているのも注目ポイントです。
「国民民主党から参政党に票が移動している、支持者が移動している傾向が見られる」と米重氏。調査の内訳から、国民民主党から参政党に移った支持層は、比較的右寄りであること、安倍政権に対する評価が比較的高いという特徴があると解説しました。
また、先週末に行われた尼崎市議選や他の2つの自治体選挙でも、参政党がトップで当選しています。東京都議会議員の選挙においても「参政党の議席獲得が一定程度は見込める状況になってきた。それが、参院選に向けて弾みになっていく可能性はある」と米重氏は語りました。
続いて、最新の内閣支持率を見ていきましょう。
今回の内閣支持率は、電話とネットともに5ポイントぐらい上昇しました。
米重氏は「総じて、支持の態度が若干強まり、不支持の態度が弱まった」と分析。原因は、小泉進次郎農相の備蓄米をめぐる一連の取り組みが影響しているとの考えを示しました。
内閣支持率の推移を見ると、6月は支持と不支持の数字が変わらなくなっています。
米重氏は「中間的な評価の人たちが増えている」とコメント。一方で、この先の1カ月は、トランプ関税を巡る交渉、都議選などのイベントがあります。今後どのように数字が動いていくかは「予断を許さない状況が続く」と述べました。
次に、次期参院選の比例投票先の結果を見ていきましょう。
国民民主党は、ネット調査で先月の14%台から、今月は8%台と大幅に下落しました。
米重氏は「参院の比例で、野党第一党を獲得するというのはかなり困難な情勢になっているということは言わざるを得ない」と言及。国民民主党は山尾氏の公認を見送りましたが、支持が回復するのはすぐには難しい状況だといえます。
今後の国民民主党は、都議選の結果や新しい政策などで大きく注目が集まるきっかけが起きないと、参政党や無党派に支持が流れていくだろうと指摘しました。
続いて、支持政党はない=無党派層の比例投票先を見ていきます。
MC中山智貴「自民党が戻したように見えます」
米重氏は、この調査は電話調査のため、ネット調査よりも回答者が高齢層の割合が多いため、自民党や立憲民主党に若干強くでる傾向があると、解説しました。
一方で、3月から6月の変化を見ると、国民民主党のウエイトがどんどん小さくなっています。米重氏は、今一番、厳しい状況になっている国民民主党が、選挙まであと1カ月でどう盛り返していくのかに注目したいと述べました。
その他の調査結果も見ていきましょう。
Q.あなたは、国民民主党が、参院選への立候補を予定していた山尾しおり氏の公認を見送ったことについて、妥当だと思いますか?
選択肢は「妥当だ」、「どちらともいえない」、「妥当ではない」で調査しました。
電話とネットともに「妥当だ」が圧倒的に多い結果でした。
世論全体としては「公認見送りやむなし」という評価といえます。一方で「公認を見送る判断をした国民民主党を支持します」という評価にはならないだろうと米重氏は分析しました。
Q.あなたは、備蓄米を随意契約で放出している政府の方針を評価しますか?
選択肢は、「大いに評価する」、「ある程度評価する」、「どちらともいえない」、「あまり評価しない」、「全く評価しない」で調査しました。
結果は、評価するが評価しないを上回りました。備蓄米の放出については、政府の方針を肯定的に見ている世論が強く、中間的な「どちらともいえない」が少ない結果でした。
米重氏は「この評価は、小泉農相を含む石破内閣への評価につながっていると思う」とコメントしました。
Q.あなたは、今の国会で野党が内閣不信任案を出すべきだと思いますか?
選択肢は、「提出すべきだ」、「どちらともいえない」、「提出する必要はない」、で調査しました。
MC中山「提出すべきと提出する必要はないが並んでいる印象です」
米重氏は「どちらともいえないという中間的な回答が多い」とコメント。立憲民主党は、内閣不信任案に関してはいったん出さない方向で調整しているという新聞報道が続いているので、それを踏まえての数値だろうと述べました。
最後に、次期総理大臣に関する調査も行いました。
Q.次の総理大臣としてふさわしいのは次のうち誰だと思いますか?
電話調査の結果は、1位が小泉進次郎氏、2位が高市早苗氏、3位が石破茂氏でした。
ネット調査では、1位が高市早苗氏、2位が小泉進次郎氏、3位が野田佳彦氏という結果でした。
この結果の差について米重氏は、「小泉氏はマスコミを中心に情報収集をしている高齢者に影響力があり、高市氏は若い世代やネット中心の方に影響力がある」と分析しました。
ネット調査の内訳を見ても、高市氏は旧安倍政権を評価している方から支持があります。
その中で、今回の米の問題でクローズアップされた小泉氏が追い上げ、追い越している状況があると述べました。
また、野党を見ると、野田氏が玉木氏よりも上位に位置する結果でした。
米重氏は「野党第1党として野田さんに一定の評価がある」とコメント。
また、次の総理大臣が参院選の結果で変わることがあっても、有権者は自民党の中で交代があると見てると結果を分析しました。
MC中山「どこの政党が政権を取るか、党首が誰かによって変わるので、夏の参院選や次の衆院選の動向に注目していきましょう」
備蓄米や山尾氏公認見送りなど、最新の話題の調査結果を徹底解説!
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