
選挙ドットコムが2025年3月23日投開票の福岡県知事選挙に合わせて西日本新聞と共同で実施した「福岡県知事選挙2025投票マッチング」は、オープンした3月6日から23日までの18日間に2万回を超えるご利用をいただきました。このコラムでは、投票マッチングの最終集計結果を発表します!マッチング率が高かった候補者は?そして、関心が寄せられた政策とその賛否は?
今回の福岡県知事選挙には4人が立候補し、現職の服部誠太郎氏が2期目の当選を果たしました。
得票順は以下の通りです。
服部誠太郎氏 103万6280票
吉田幸一郎氏 20万9416票
新藤伸夫氏 2万7952票
藤丸貴裕氏 2万7394票
投票率は31.58%で、前回よりも1.97ポイント増となりました。
まず、今回の利用者層を紹介します。
年代別にみると、多い順に「30代」が31.7%、「18歳~29歳」が24.3%、「40代」が22.6%でした。
支持政党は「支持する政党はない」が最多で64.3%を占めました。
男女別では、男性が42.7%、女性が48.2%、「回答しない」が8.6%、その他0.5%でした。
投票意向をみると「必ず投票にいっている」72.9%、「たまに投票にいく」21.6%、「投票に行っていない」5.5%の順でした。
今回の投票マッチングは若年の「無党派層」に多く利用していただきました。
回答者のうち福岡県在住の18歳以上の「有権者」の利用割合は9割超えでした。有権者に絞った際の関心が高い政策やマッチング率が高かった候補を見ていきましょう。
まず、投票マッチングでは、利用者にとって重要度が高い質問項目を3つ選択してもらっています。その上位の結果は以下の通りになりました。
- 「若者定住促進策と高齢者福祉策のどちらかを優先政策として選ぶなら、若者定住促進策を進めるべきですか?」62.8%
- 「『年収103万円の壁』は、大幅に引き上げるべきですか?」57.7%
- 「全国的に働き手が不足しています。解消策として、外国人労働者の受け入れを推進すべきですか?」34.3%
- 「憲法9条を改正すべきですか?」33.0%
- 「地域交通網を維持するため、県が積極的に財政支援すべきですか?」27.0%
- 「選択的夫婦別姓制度を導入すべきですか?」21.4%
男女別にみると、重視する上位6項目と順序はほぼ一致していました。
今回の投票マッチングで利用者とマッチングした候補者は藤丸貴裕氏で42.4%でした。次いで、当選した服部誠太郎氏が28.6%、吉田幸一郎氏が24.4%、新藤伸夫氏が4.6%でした。
最後に、関心が高かった政策に関する利用者と候補者の賛否を紹介します。
「若者定住促進策と高齢者福祉策のどちらかを優先政策として選ぶなら、若者定住促進策を進めるべきですか?」の回答状況は、「賛成」が49.4%、「やや賛成」は26.4%、「どちらともいえない」は14.6%、「やや反対」は6.2%、「反対」は3.3%、「わからない」は0.1%。「賛成」と「やや賛成」を合わせて約7割を占めました。各候補の意見は以下の通りでした。
以上が、福岡県知事選挙2025投票マッチングの結果でした。
投票マッチングは、政策によって利用者と候補者との一致度を図るシステムです。選挙では当選者が1人に絞られますが、当選後に新たなリーダーが政策を実現するためには多様な人の意見を取り入れて調整する手腕が問われます。
今回、あなたが関心を寄せた政策がどのように進んでいくのか?それともなかなか進まないのか?そうした目でこれからの福岡県政をみると新しい発見があるかもしれません。
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