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2023年6月6日に公開された動画ではゲストに国民民主党衆院議員の前原誠司氏をお招きし、玉木代表との不仲説やガーシー逮捕について語っていただきました。
不仲説の真相とは?
【このトピックのポイント】
・前原氏は玉木代表との不仲説を否定。批判はあくまで「路線の違い」
・党内で批判を受ける立憲・泉代表に対しては「気の毒に思う」とのこと
・国会議員の仕事は現地に足を運ぶことと登院して議論することが不可欠
前原氏のプロフィールは以下の通りです。
政界イチの鉄道オタクとして知られる前原氏は野球も好きとのこと。阪神タイガース一筋で「今年は気分がいい」とコメントしました。
無所属で出馬した初めての選挙での経験から、「歩いた数だけ票は出る」ということを実感し、当選10回を重ねた現在でも週に1回は街頭演説を行っているそうです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして前原氏に回答していただきました。
予算案の採決や他党との連携をめぐる意見の違いから、たびたび不仲説が取り沙汰される前原氏と国民民主党代表の玉木氏。
前原氏は「仲は悪くない」と否定しつつ、玉木氏が全国を駆けまわっていることや党の政策の会合にも積極的に出席していることを挙げ「真面目だし偉いと思う」と敬意を表しました。
予算案の賛否をめぐって玉木氏を批判したことについては、あくまで方針の違いによるものとし「玉木雄一郎という政治家・人間に対して嫌いとか、仲が悪いということではない」とコメントしました。
玉木氏の初めての選挙で前原氏は応援に入り、有権者との握手の仕方を教えたこともあったとのこと。今でも二人でその思い出話をすることがあるそうです。
かつては民主党の代表として党内の議員に批判される側にいたこともある前原氏。その時のことを聞かれると、立憲民主党の泉健太代表に対し「気の毒だなと思います」とコメントし、笑いを誘いました。
批判を受ける泉氏の姿が当時の前原氏と重なる部分があるようで、「光景が思い浮かぶ」「俺の時も同じような人が言っていた」と語りました。
また、「政策の話や路線の話は党内ですればいい話」と前原氏。出演したメディアで自分の政党を批判する政治家については「誰とは言わないけど信じられない」とコメントしました。
玉木氏との不仲説については「仲は悪くない」と改めて否定。「路線の話は堂々と党内で議論したらいい話」とまとめました。
6月4日、前参院議員のガーシーこと東谷義和容疑者が逮捕されました。
前原氏は当選したときのことにさかのぼって「びっくりした」とコメント。「我々が政治家とはどういうものなのか、日々の活動がどういうものなのかを国民に伝えきれていないと思った」と続けました。
国会議員の仕事について、前原氏は国会に登院して議論をすることが不可欠とのこと。さらにその前段階として役所との関係づくりや業界団体とのヒアリングも必要だと語ります。
前原氏は、新型コロナウイルス感染症に関する医療機関の空床補償の遡及適用を実現させたことを例に挙げ、現場や地域を回ることや役所との関係づくりの重要性に言及。
「アラブにいてそんなことはできない」「国会議員の仕事というものはオンライン、ましてや海外にいてできるようなことではない」と語りました。
前原氏「そういうことをしっかりと国民の皆様にお伝えすることが大事。それが伝えきれてなかったなと思いました」
著名人を擁立して比例票を集める手法は度々見られます。ただ、国民民主党は連合の産別出身の候補を4名抱えています。
著名人を擁立することでかえってその候補を落選させてしまうことは絶対に避けたいところで、1議席の目安となる100万票以上の票を集められる「つき抜けた有名人」でなければなりません。
参院選当時は選対委員長を務めた前原氏は「非常にジレンマを感じました」と当時を振り返りました。
MC鈴木邦和「100万票を超える票を取れる有名人って相当限られてきますよね」
前原氏「そうですよね。誰とはなかなか言いにくいですけど」
泉代表に同情を禁じ得ない前原氏の心の内とは?
今週の選挙ドットコムちゃんねるは火曜日の21時、水曜日から日曜日の18時に公開!
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