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2022年5月12日に公開された動画のテーマは……参院選2022注目選挙区・埼玉選挙区!
元衆議院議員の豊田真由子氏が、議員時代に自身の地元だった埼玉について解説します!
【このトピックのポイント】
・定数4名の埼玉選挙区に現在14名が立候補予定
・現時点で自民、公明、立憲がリード。現職の上田氏は維新、共産とともにその後を追う形に
・埼玉選挙区は都会と田舎の性質を併せ持ち、両方へのアプローチが必要な選挙区
定数4の埼玉選挙区。
現在14名の方が名乗りを上げています(動画収録時は13人)。
・関口昌一氏(現職・自由民主党)
・西田実仁氏(現職・公明党)
・上田清司氏(現職・無所属)
・高木真理氏(立憲民主党)
・加来武宜氏(日本維新の会)
・梅村早江子氏(日本共産党)
・西美友加氏(れいわ新選組)
・湊侑子氏(幸福実現党)
・宮川直輝氏(NHK党)
・河合悠祐氏(NHK党)
・池多高生氏(NHK党)
・小林宏氏(NHK党)
・坂上仁志氏(参政党)(※動画収録後の5/11日公認発表)
JX通信社の情勢調査によると、自民の関口氏、立憲の高木氏、公明の西田氏が先行している状況とのこと。
埼玉県はもともと民主党系が強いという事情から、立憲の高木氏が新人ながら当選圏内に位置しています。
一方、現職の上田氏は、これまでに衆議院議員や埼玉県知事も歴任していますが、現時点では追いかける状況。
共産の梅村氏は参院選では新人ですが、衆議院議員としては2014年から2017年まで務めた経験があります。
維新は大阪ではかなり強い影響力があるものの、埼玉はまだまだ発展途上。
加来氏が勝つには、旧民主・共産が強いこのエリアで「自民・公明には投票したくない」という人たちの受け皿になれるかどうかが鍵となるでしょう。
4議席目は現職の上田氏、共産の梅村氏、維新の加来氏の争いになりそうです。
この埼玉選挙区は、都会といわゆる田舎の両方の性質を併せ持つ特殊な選挙区。
新興の住民がいるかと思えば、何代も続く農家の方もいます。
そのため、有権者へのアプローチもそれぞれの層に合わせたものが必要です。
候補者泣かせの埼玉選挙区ですが、両者を制する者が埼玉を制することになりそうです。
最後に、前回と前々回の参院選の結果を振り返っておきましょう。
前回は、1位から3位までは自民、立憲、公明と、現時点での情勢調査と同じような順番で当選しています。
共産党が4議席目を獲得しており、埼玉での共産党の強さが窺えます。
今回、ここに誰が、どの党が収まるのか大きな注目ポイントです。
2016年は改選数が3でした。
現在、埼玉県知事を務める大野氏が当選しています。
大野氏はこの後2019年に参院議員を辞職し、その補選で埼玉県知事だった上田氏が立候補し当選したことで、2人は入れ替わる形となっています。
今回1つ増えた議席をめぐってどのような戦いになるのか、非常に注目されます。
衆議院議員時代は埼玉4区が地元選挙区だった豊田真由子氏が埼玉県の選挙事情をまるっと解説!
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