
任期満了に伴う京都府知事選挙が、2022年3月24日告示、4月10日投開票の日程で実施されます。今回の京都府知事選挙には届け出順に、共産党が推薦する新人の梶川憲氏(62)、自民、立憲、公明、国民の4党が推薦する現職の西脇隆俊氏(66)の無所属2名が立候補しています。本記事では新人の梶川憲氏を紹介します。
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梶川憲氏は、1959年京都府向日市生まれの62歳です。京都教育大学卒業後、1982年から京都府城陽市立今池小学校教諭を勤め、その後も向日市の保育所や学童保育の保護者会の役員などを務めました。また、京都教職員組合や京都総評の役員も務め、2001年に京都教職員組合書記長、2015年より京都地方労働組合総評議会議長を務めています。
梶川氏は、自身のホームページにて「かじかわビジョン2022大綱〜人も環境もかがやく京都へ〜」と題し、以下の政策を掲げています。
プラン1 いのちつなぐ
・保健所は、現在8 箇所(京都市含)を、もともとあった地域に配置。保健師体制の計画的増員と連携でいのちを守る地域ネットワークを構築。
プラン2 未来つなぐ
・安心・安全・全員制のあたたかい中学校給食実現への支援と、まず学校給食費の半額補助から。
・府立高校でのタブレット導入は、全額公費負担に。
・大学生等の生活支援補助金の拡充。
・子どもの医療費助成制度は、通院も中学卒業までただちに京都府の制度として無料化。
プラン3 地域つなぐ
・「公契約条例」制定で、時給1500 円、地元業者に仕事、経済循環を起こす。
・奨学金返済支援制度の拡充。
・医療や介護、保育等、国処遇改善策を、すべての関係者にきちんと届くようにし、ベースアップにつなげる。
進化1 公共の力で、いのちを守り、支え育む
・いのちを地域で守る
・カラフル京都でいのちをかがやかせる
・「京都の教育・子育て戦略」で未来を創る
・学び暮らせる「学生のまち京都」
進化2 生業を支援して、賃金底上げ、安定雇用で、地域を潤す。
・府内経済循環で裾野の広い「京都式連帯経済」を
・「農林水産業は公共」―第一次産業と地域づくりは一体で
・京都議定書採択の地で「グリーンリカバリー京都」を
止める1 原発は止めて、なくす。米軍基地もなくす。ーいのちを守るために
・福島と連帯し、「原発ゼロ・京都」を全国に発信し行動します
・暮らしと両立できない米軍基地は、撤去を求める
止める2 北陸新幹線延伸計画はストップ。
・公共事業は、府民の合意で、持続可能な京都のためにこそ。・どの地域にも、府政の光を当てる―京都のことは府民が決める
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