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参院選の争点とは?ハイブリッド調査で探ってみた!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

2022/3/17

選挙ドットコム編集部

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本記事は3月16日公開の動画の内容を基に構成しています

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2022年3月16日に公開された動画のテーマは……情勢調査で見る参院選の争点は?

今回は、JX通信社と共同で実施した電話×ネットのハイブリッド調査による全国意識調査の結果から、有権者が投票先を決める際に重視するポイントについて解説します。

【このトピックのポイント】

・ロシアのウクライナ侵攻で外交・安全保障政策への関心が高まった可能性

・自民党支持者は憲法改正重視・公明党支持者は社会保障重視の傾向

・核共有&原発政策については与党支持者でも意見が割れる結果に

参院選で重視する政策は?

さっそく調査結果を見ていきましょう。

年配層の回答が多い電話調査では社会保障がトップに、若者の回答がメインになるネット調査では経済・雇用を重視するという声が多く、世代の関心が反映された調査結果となりました。

今回の調査の注目ポイントのひとつが、電話調査における外交・安全保障という回答の割合の多さです。

昨年の衆院選の際に行った2回の調査では、同様の質問に対して外交・安全保障と答えたのは7.8%と8.5%となっており、今回の12.2%が非常に高い数字だということが分かります。

これは、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した、世界情勢の変化が影響しているものと考えられます。

また、子育て世代の回答も多いネット調査において、子育て・教育政策を重視するという回答がそれほど多くなかった点も、今回の調査結果の特徴です。

昨年の衆院選での調査では9.3%と8%だったのに対し、今回は5.0%にとどまりました。

この理由としては、子育てに先立つものとしての経済政策や新型コロナ対策により関心が向いていることが考えられます。

与党支持者が重視する政策

今回の調査では、自民党と公明党それぞれの支持者が重視する政策についても調査しました。

どちらの支持層も経済・雇用に関する政策を重視しているのは共通していますが、憲法改正に対する関心は自民党支持者が突出しています。

一方、公明党支持者は社会保障や税制改革の分野において自民党支持者より高い関心を示しているのがわかります。

憲法改正を一丁目一番地に掲げる自民党と、国民の暮らしにスポットを当てる公明党、それぞれの色が垣間見える結果になりました。

核共有についての意見は?

次に、ロシアのウクライナ侵攻を契機に話題となった核共有についても調査しました。

核共有とは、有事の際に核を保有する同盟国から核兵器の提供を受けることで、核を持たない国も核抑止力を持つことができるとされる考え方・安全保障戦略の一つです。

現在、ドイツやオランダなどNATO加盟国5か国がアメリカと核共有を行っています。

電話調査、ネット調査のいずれも「核共有を行うべきだ」「議論はするべきだ」という意見が半数ほどいることがわかります。

これを、自民党・公明党の支持者に絞ってみました。

自民党支持者の4分の1が「核共有を行うべきだ」と考えている点は、さきほどの全体調査の結果とはかなり違いがあります。

一方で公明党支持者は4分の1が「議論も行うべきではない」と考えており、自民党支持者との意識の違いがはっきり出た形となりました。

原発政策について

最後に、原発政策について調査しています。

年齢層の高い電話調査の方が、原発の廃止を求める有権者が多いという結果に。

これは、福島だけでなくチェルノブイリの記憶も背景にあるのではないかと思われます。

ちなみに、昨年3月にも同様の調査を行っています。

【関連】【速報】与党支持率が下落し野党が上昇へ?! 気になる新型コロナ対策への評価は……2021年3月選挙ドットコムリサーチ

昨年の結果と比較すると、電話調査における「すぐに廃止すべき」との回答はかなりの減少がみられます。

東日本大震災から11年が経過し、有権者の意識も少しずつ変化しているのかもしれません。

また、今回の調査では原発政策についても自民党・公明党支持者でそれぞれクロス集計を行いました。

自民党支持者は原発の維持・増設に肯定的な有権者が多く、逆に公明党は廃止すべきという意見が比較的多いという結果に。

核共有に関する調査と同様の傾向が見られます。

動画本編はこちら!

JX通信社代表・米重氏の冷静な分析と乙武氏の政治こぼれ話を動画本編でチェック!

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調査概要

調査は令和4年3月12日(土)と13日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で1001件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査はスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

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