2月20日に告示された行橋市長選には、新人の松本英樹(まつもと・ひでき)氏(63)、新人の工藤政宏(くどう・まさひろ)氏(44)、立憲民主・国民民主の2党が推薦する現職の田中純(たなか・じゅん)氏(75)の無所属3名が立候補しました。投票は2月27日に行われます。
今回は田中市政の是非が主な争点と考えられます。
松本氏は行橋市生まれ、立命館大学法学部卒業。行橋市に入庁し、秘書企画課企画係長、議会事務局次長、総務部総合政策課長、総務部長、行橋市副市長を歴任しました。2019年に退職し、民間事業所勤務を経て2021年に行政書士登録を受けました。
松本氏は以下の政策を掲げました。
市民の命と生活を守るための新型コロナ対策
●円滑なワクチン接種と各種支援策の迅速化
●子育てへの影響を考慮した支援
●生活と事業活動を支えるきめ細やかな財政支援教育の質向上のための現場の声に応える
●専門スタッフの配置などによる教職員の負担軽減と少人数学級の実現
●すべての児童生徒が公平にICT教育が受けられる学習環境づくり
●授業やクラブ活動を支える予算配分すべての世代があらゆる分野で活躍できるための支援
●若者の起業やベテランの技術や技能を継承するための仕組みづくり
●若者が学び遊び挑戦し個性や特技を活かせる仕組みづくり
●高齢者の文化芸術やスポーツ活動への支援と世代間交流の促進それらを支える行財政運営
●市民の声に耳を傾けた税金の使い方
●将来を見通した財政計画の策定
●不意な事態に備えた財政力の保持
工藤氏は行橋市出身、日本大学法学部政治学科卒業。株式会社こうゆう花まる学習会、茨城県議会議員秘書、美夜古青年会議所2017年度理事長を経て、2012年の行橋市議選に初当選。以降3期連続当選しました。行橋市議会文教厚生委員長等を歴任しました。2021年から北九州市立大学大学院マネジメント研究科に在学しています。
工藤氏は以下の政策を掲げました。
・184行政区で対話集会を実施する
・公平公正な入札・職員採用試験
・市外からの移住促進
・交通弱者対策として定額タクシーの導入
・地元企業の支援窓口を設置、起業家誘致
・不妊治療支援・産後ケア拡充、外遊び環境の充実
・18歳まで医療費を無償化
・ごみ袋・給食費・固定資産税率・予算配分の再検討
田中氏は行橋市出身、京都大学教育学部卒業。旧 大蔵省(現 財務省)職員、田中企画代表を経て、2011年から福岡県議を1期務めました。2014年の行橋市長選で初当選、以降2期連続当選しました。今回は3期目への挑戦となります。
田中氏は以下の政策を掲げました。
・継続したコロナ対策および経済支援
・18歳まで医療費無料化
・屋内の遊び・知育・交流・相談の場など、子どもと保護者が安心して集える交流空間を創出
・交通弱者に配慮したまちなか循環バスの運行
・プログラミング等学習支援塾(公設塾)の開校
・九州自動車道今川パーキングエリア周辺の開発
・国際公募彫刻展の実施
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