選挙ドットコムでは、6月12日(土)・13日に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
前月と比べて2.0ポイント以上変動した政党はなく、選択肢の中で最も変動が大きかったのは電話調査における「支持なし」で前月から4.0ポイント増加しました。
菅内閣への支持について質問した結果が上の図です。支持する(強く支持する・どちらかと言えば支持するの合計)という回答は前月と比べて電話調査では1.0ポイント上昇、ネット調査では5.6ポイント上昇しています。
「あなたは、国政において絶対に支持したくない政党がありますか?」と聞いた上の図です。最も多かった選択肢は電話・ネットともに「ない・分からない」で、次に自民党、共産党と続く結果となりました。
「次期衆議院総選挙に向けて、共産党を含めた野党の選挙協力が進んでいます。あなたは、この野党共闘の取り組みについてどう評価しますか?」と聞いた結果が上の図です。電話調査では「評価する」が多かったのに対し、ネット調査では「評価しない」が多い結果となりました。
「今年夏に延期された東京オリンピック・パラリンピックの開催について、あなたはどう考えますか?」と聞いた結果が上の図です。電話・ネットともに「中止するべき」という選択肢が多くなりましたが、電話調査のほうがやや割合が少ない結果が出ています。
「政府は、日本が余分に確保している新型コロナウイルスのワクチン124万回分を台湾へ無償提供しました。あなたは他国にワクチンを融通することについて、どう考えますか?」と聞いた結果が上の図です。電話・ネットともに「賛成」との回答が多数を占めましたが、電話調査のほうがネット調査よりも多い結果となりました。
調査の回答者の年代別割合は、ネット調査では、回答者の約7割を40歳代以下で占めており、比較的若い年代層の意識を抽出しています。また、電話調査では回答者の7割以上が50歳以上で占められており、比較的高い年齢層の意識を抽出しています。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙の投票者の年代別の割合は、50代以上が7割近くを占めており、電話調査の方が投票者に近いサンプリングとなっています。
しかし、電話調査だけでは40代以下のサンプルをなかなか獲得することができません。選挙ドットコムリサーチのハイブリッド意識調査では、これまではわからなかった全世代の声を集めることができます。選挙区の情勢調査での活用など、ご興味がある方はぜひお問い合わせください。
調査概要:調査は令和3年6月12日(土)と13日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で991件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォンアプリ(Gunosy)のダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。
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