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【詳細解説】自民・立憲の支持率が回復?維新・共産はダウン!?政党支持率のポイントは?2020年6月電話・ネット意識調査

2020/6/23

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコム編集部

選挙ドットコムでは、6月13日(土)・14日(日)に日本国内の18歳以上の方を対象としたハイブリッド調査(電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行う方式)による全国意識調査を実施しました。
電話調査(JX通信社と共同実施)では1,048件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)では1,000件の有効回答を得ました。

「選挙ドットコムちゃんねる」でもゲストにJX通信社の米重克洋さんをお招きし、今回の調査について解説をしていただきました。
励みになりますので、ぜひチャンネル登録お願いします!

自民党がダウン、立憲と維新がアップ。れいわも微増

ハイブリッド意識調査(電話×ネット)による政党支持率(令和2年6月)

普段支持している政党について質問をしたところ、上記の表の通りの結果となりました。これまでと同じく、電話調査・ネット調査ともに「支持政党がない」という回答の次に「自民党」支持層が多い結果になっています。

5月度の調査と比べると、自民党が支持率を電話調査で0.4ポイント、ネット調査で1.1ポイント増加しました。

立憲民主党は電話調査で0.3ポイント増加しています。しかし、これらの増加ついて、選挙ドットコムちゃんねるにゲスト出演をしたJX通信社の米重氏は「どれも誤差の範囲の増加で微増という表現が正しい。大きな変化はないと言ってよい」としています。

今回の調査結果では、前回の調査で支持率を上げた日本維新の会の支持率が電話調査で1ポイント減少しました他にも共産党も電話調査で支持率が1ポイント減少しました。

これらについても米重氏は「今回の調査結果は全体的に見ても大きな変化がなかったと言える。日本維新の会については、前回・前々回は吉村知事の影響もあり数字が伸びたが、今回はそれが落ち着いたという印象。」としています。

また、電話調査とネット調査の結果を比べたときに、ほとんどの党がネット調査で支持率が低くなっていますが、日本維新の会とれいわ新選組、NHKから国民を守る党はネット調査の方が支持率が高くなっています。

内閣支持率は「支持」が減少、「不支持」が増加

内閣支持率は、「強く支持する」が7.7%、「どちらかと言えば支持する」が17.3%、「どちらとも言えない」が23.8%、「どちらかと言えば支持しない」が20.3%、「全く指示しない」が30.9%となりまし。内閣支持率は「不支持」が「支持」を 約26ポイント程度上回りました。

ハイブリッド意識調査(電話×ネット)の5月・6月の比較

また先月と比較をすると、「支持」が減少し、「不支持」が増加しています。そして、不支持の中では「全く支持しない」が「どちらかと言えば支持しない」を上回っている状態に変化はありませんでした。

これまでの内閣支持率の推移です。選挙ドットコムがハイブリッド調査を開始した昨年11月から、今年1月頃までは内閣支持率は上昇していまし。しかし、新型コロナウイルス感染症の対応の影響もあってか、1月からは不支持が増加し続け、3月~5月にかけて不支持が増加傾向にあります。

ハイブリッド意識調査のネット・電話の比較

ネット調査と電話調査の比較は上の図の通りです。ネット調査では「支持」が19.7%、「どちらとも言えない」が28.4%、「不支持」が51.9%となりました。

電話調査では「支持」が30.0%、「どちらとも言えない」が19.4%、「不支持」が50.6%となりました。

ネット調査と電話調査ともに、不支持が50%を超えたことが大きな特徴です。

ハイブリッド意識調査(電話×ネット)の年代別比較

年代別にクロス分析は上の図の通りです。「18・19歳」「20代」「80代」はそれぞれ全体の10%にも満たないため参考値となります。

30代~70代で見ると、年代が上がるにつれて「どちらとも言えない」という回答が減少していることが分かりました。年代が上がるにつれて「内閣の支持・不支持」がはっきり分かれる傾向が見て取れます。40代~70代では不支持が50%を超えていることも特徴的です。

ハイブリッド意識調査(電話×ネット)の支持政党別比較

支持政党別でみると「支持する政党はない」と答えた層では、「不支持」が「支持」を45ポイント以上も上回りました。

与党・自民党の支持層では「支持」が「不支持」を約52ポイント以上も上回りました。また、同じく与党の公明党の支持層でも「支持」が「不支持」を約12ポイント上回りました。

自民党と憲法改正などの政策では立場が近い日本維新の会の支持層では「不支持」が「支持」を大きく上回りました。そして、その他の野党各党でも「不支持」が「支持」を上回っています。

全体のまとめとして、ゲストの米重氏は「政党支持率も内閣支持率も大きな変化はなかったと言える。内閣不支持に関しては底這いと言える状態である。河井克行・前法務大臣と河井あんり参議院議員の逮捕などによって、政党支持率や内閣支持率が今後は変化する可能性がある」としています。

その他にも様々な調査結果が!

6月のハイブリッド調査では、この他にも「二次補正予算について」、「ネット上の誹謗中傷について」、「ネット投票などの投票方法について」、「次期衆議院議員選挙の比例投票先」、「次期首相について」などの調査を行っています。これらの調査結果は記事として後日リリースしますので、ぜひご覧ください。

今後も選挙ドットコムでは毎月定例で意識調査を実施し、みなさまにお伝えしていきます。また、選挙ドットコムのハイブリッド意識調査では、これまでわからなかった全世代の声を集めることができます。ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

ネット調査と電話調査の回答者に占める年代別割合について

調査の回答者の年代別の割合は上記のグラフの通りです。ネット調査では、回答者の約7割を40代以下で占めており、比較的若い年代層の意識を抽出しています。また、電話調査では、回答者の7割以上を50歳以上で占めており、比較的高い年齢層の意識を抽出しています。

参考として昨年の7月に行われた第25回参議院議員通常選挙の投票者に占める年代別の割合も掲載しました。50代以上の投票者が7割近くを占めており、現段階では電話調査の方が投票者に近いサンプリングとなっています。

しかし、電話調査だけでは40代以下のサンプルをなかなか獲得することができません。選挙ドットコムのハイブリッド調査ではネット調査も同時に行うことにより、電話調査だけでは見えてこない若い世代の意識も抽出するように心がけています。

調査概要:調査は令和2年6月13日(土)と14日(日)に実施。日本国内の18歳以上の方を調査対象とし、有効回答数は電話調査(JX通信社との共同実施)で1,048件、インターネット調査(Gunosyリサーチを使用)で1,000件を取得。電話調査は無作為に電話番号を発生させるRDD方式をオートコールで実施。ネット調査ではスマートフォンアプリのダウンロードユーザーを対象にしたアンケートツールにより実施。各数値は小数第2位以下を四捨五入。

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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