8月8日告示、25日投開票の埼玉県知事選挙に5人が立候補しています。選挙ドットコムでは各候補の陣営に取材を打診し、承諾をいただいた陣営の担当者に今回の知事選の争点や候補者の人となりなどを聞きました。今回は青島健太候補の陣営へのインタビューをお届けします。
※選挙ドットコムは埼玉県知事選の5陣営(大野元裕氏、武田信弘氏、浜田聡氏、桜井志津江氏、青島健太氏)全てに取材依頼を行い、担当者への取材許可をいただいた大野元裕候補、青島健太候補の陣営の担当者へのインタビューと、候補者本人から取材許可をいただいた武田信弘候補へのインタビューを行いました。
選挙ドットコム編集部(以下、選挙ドットコム)
今回の埼玉県知事選、争点とそれに対する青島陣営の主張を教えてください。
青島事務所事務局の山口晋氏(以下、山口氏)
埼玉県が抱える課題としてはやはり人口減少問題があるかと思います。その中でいかにこれからの少子高齢化にどう取り組んでいくか、という点が重要だと思っています。
この問題に対する行動の指針としては国連が出している「SDGs」になると考えています。
私たちとしてはしっかりと県民に寄り添いながら、子供たちから年配の方まで全ての方々の個性が生かされ、夢と希望にあふれるような県民暮らし満足度ナンバーワンの県を目指していきたいと思っています。
選挙ドットコム
政策の軸にSDGsを掲げているのはどうしてでしょうか。
山口氏
SDGsを掲げているのにはやはり埼玉県の持続的な発展を目指す、という意味を込めています。
選挙ドットコム
青島陣営の中の方、事務局の方から見た青島健太候補はどのような方でしょうか?
青島健太候補ご本人の人となりを伺いたいです。
山口氏
そうですね、非常にキャプテン気質な人だと思います。
ご承知の通り、小学校、中学校、高校、大学、そして社会人・プロと野球を続けてきた人ですし、大学まではキャプテンを務めてきた経験があります。なので非常にマネジメント能力や人の意見を聴く、といったところに長けた候補者だと思っています。
選挙ドットコム
人を引っ張っていく、というスタイルの人なんですね。
山口氏
そうですね、やはり非常に強いリーダーシップがあると思います。
選挙ドットコム
具体的なエピソードはありますでしょうか?
山口氏
選対の人たち一人ひとりの意見に耳を傾けている、というのがありますね。
選対本部長といった幹部の意見だけではなくスタッフの方々一人ひとりに気を配っているな、というのがわかります。スタッフの意見を聞いた上で街頭演説で自身が話す内容に反映させる、ということをしています。
選挙ドットコム
今回の選挙で青島陣営が力を入れているところはどんな点でしょうか?
山口氏
埼玉県は63市町村あり非常に広いですから、いろいろなところでしっかりと青島は埼玉県中に行っている、ということを広めていくことに注力しています。
例えばFacebookなどのSNSでは県内各地の国会議員や地方議員のみなさんと青島がショートムービーを撮り、県内の各地に行っていることを皆さんに知っていただく、ということをしています。
選挙ドットコム
県全体への浸透に力を入れている、ということでしょうか。
山口氏
そうですね、青島健太という人物はおかげさまで皆さんに元々知っていただけていますので、知名度がある上に青島健太という候補が埼玉県知事に適任である、ということを皆さんに浸透させていき理解していただくということが重要だと考えています。
選挙ドットコム
青島候補はスポーツライターとしての経歴があります。その経験は埼玉県知事の役割においてどんなところに活きてくると思われますか?
山口氏
スポーツライターは「物書き」でもあります。
ライターとしての洞察力や見たものをまとめる力が非常にあり、ストーリー作りが得意な面もありますのでそういった点が県知事として必要とされることではないかと思います。
政治活動や政治経験がない、とは言われますけれどもやはり県知事というのは大きな組織のトップである訳ですので、人を動かす、というのが一番重要な仕事になってきます。その点で今までの仕事の経験やスポーツの経験などで培った組織を動かす力が活きてくるのではないかな、と思います。
選挙ドットコム
青島候補が埼玉県知事になったら埼玉県はどうなるでしょうか?
有権者のみなさんへのメッセージをお願いします。
山口氏
埼玉には魅力がたくさんあるにもかかわらず、これまではうまく外への発信、営業ができていなかった点があります。
そこはしっかりと埼玉県知事が県の営業マンとして、県民の代表として、国内や海外に埼玉の魅力を売り出していけるようになると思います。
その絶好のチャンスがラグビーワールドカップでもありますし、2020年の東京オリンピック・パラリンピックではないか、と思っています。
売り出していくポイントとしてはスポーツもありますし、秩父の景観など他にも様々な魅力が埼玉にはあります。そういった点で日本政府が進めているような観光政策を国と連携しながらインバウンドのお客さんを増やしていくということにも取り組んでいけると考えています。
選挙ドットコム
本日は選挙中のお忙しい中お時間いただきありがとうございました。
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