任期満了に伴う埼玉県知事選挙(8月8日告示、25日投開票)に大野元裕氏(55)が立候補しています。
大野氏は前参議院議員の新人で、立憲民主、国民民主、共産、社民各党の県組織などから支援を受け、無所属での立候補です。
現職の上田清司知事は立候補せず、大野氏の他に立候補を届け出たのは元高校教諭で無所属の武田信弘氏(65)、医師でNHKから国民を守る党公認の浜田聡氏(42)、元建設会社社員で無所属の櫻井志津江氏(63)、スポーツライターで自民、公明両党が推薦する青島健太氏(61)です。
大野元裕氏は1963年11月12日、埼玉県川口市の生まれで現在55歳です。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、国際大学国際関係学研究科修士課程を修了。1989年に外務省に入省し、在イラク日本大使館専門調査員、在アラブ首長国連邦日本大使館専門調査員、財団法人中東調査会研究員を歴任します。その後、外務省国際情報局分析二課専門分析員、在カタール日本大使館専門調査員、ヨルダン・シリアの日本大使館で書記官を務めました。
東京大学教養学部、青山学院大学大学院で非常勤講師として勤め、2005年から2010年まで、防衛省防衛戦略委員会委員を務めています。2010年の第22回参議院議員通常選挙に立候補し、557,398 票を得て初当選。2016年の第24回参院選で再選を果たし、内閣府大臣政務官、防衛大臣政務官などを歴任しました。
大野氏は自身のHPによれば、キャッチコピーを「日本一暮らしやすい埼玉へ!!」とし、
・医療・介護・子育て
・特色ある産業を育成支援で雇用を生み出す
・備え・守り・直ちに対処する災害対策
・東京からの路線を延伸してもっと便利に
・埼玉の行財政にも安心を
を具体的な政策として掲げています。
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