第25回参議院議員通常選挙(以下、参院選)も最終週に入り、投票日である7月21日(日曜日)まで時間も限られてくる中、注目の激戦区の情勢が報道され、より激しさを増した選挙運動が繰り広げられています。
各マスコミの報道を元に情勢分析をTwitterで紹介する 三春充希(はる)氏(著書:武器としての世論調査 ちくま新書)のツイートや、報道ベンチャーの JX通信社 代表取締役 米重克洋氏の記事など、ネットでも解りやすく情勢が得られるようになったこともあり、更に注目を集めています。
2019年4月に行われた統一地方選挙でも、大阪維新の会が強さを見せた関西圏の情勢は、特に大阪選挙区・兵庫選挙区に激戦が繰り広げられています。
参院選終盤情勢 大阪府(4人区)
【接戦】上位4候補が当選する大阪では、2~4位の杉久氏(公明)、最頻4位の梅村氏(維新)、最頻5位の辰巳氏(共産)、最頻6位の亀石氏(立憲)が当落線付近を争います。とても微妙な情勢です。 pic.twitter.com/2xeZFy1UZU
— 三春充希(はる)⭐2019参院選情勢情報部 (@miraisyakai) 2019年7月18日
4議席を12人で争う大阪選挙区の情勢は序盤から中盤にかけて、東とおる氏(日本維新の会)、太田房江氏(自民党)が優位、または安定と報道されており、その後に杉ひさたけ氏(公明党)、梅村みずほ氏(日本維新の会)が続き、たつみコータロー氏(共産党)、かめいし倫子氏(立憲民主党)が追う形。終盤に差し掛かっては2位以下の情勢はさらに激化しているようで、順位も変動しております。にしゃんた氏(国民民主党)らは支持が広がっていない状況です。
JX通信社の 代表取締役米重克洋氏も、
書きました。>参院選 東京・大阪選挙区の終盤情勢=JX通信社情勢調査(米重克洋) – Y!ニュース https://t.co/oCKDrd6DgQ
— 米重 克洋 (@kyoneshige) July 16, 2019
とツイートしており、最後まで目が離せない様子。
>>ほか、定数4を12人で争う大阪選挙区の候補者一覧はこちらから
参院選終盤情勢 兵庫県(3人区)
【大接戦】上位3候補が当選する兵庫では、最頻2位の清水氏(維新)、最頻3位の高橋氏(公明)、最頻4位の安田氏(立憲)が当落線上を競り合います。各社で順位が食い違う接戦です。 pic.twitter.com/NS8V4yyBvt
— 三春充希(はる)⭐2019参院選情勢情報部 (@miraisyakai) 2019年7月18日
3議席を6人が争う兵庫選挙区では序盤からかだ裕之氏(自民党)がリードし、清水貴之氏(日本維新の会)、高橋みつお氏(公明党)、安田真理氏(立憲民主党)が激しく競り合い、金田峰生氏(共産党)が追う展開となっているようです。
JX通信社の米重克洋代表取締役も
兵庫は2位以下は正直分からない。
— 米重 克洋 (@kyoneshige) July 10, 2019
としており、2番手以下は混沌とみられますが、
兵庫県選挙区 神戸新聞情勢
加田、清水氏リード 高橋、安田氏競るhttps://t.co/Attq1LznfP
「自民新人の加田裕之氏が、序盤調査に続いてリードを維持。維新現職の清水貴之氏が2番手で追い、残る1議席を巡り、公明新人の高橋光男氏と立民新人の安田真理氏が激しく競っている」
— 三春充希(はる)⭐2019参院選情勢情報部 (@miraisyakai) July 17, 2019
と、終盤に差し掛かり清水氏が2番手争いから抜け出たとの報道もありますが、まだまだ解りません。
>>ほか、定数3を6人で争う兵庫選挙区の候補者一覧はこちらから
接戦が続く大阪と兵庫。投票結果の行方に注目です。
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